1.賃金 ―現金給与総額は375,249円―
6月の現金給与総額は、規模5人以上で375,249円となった。その名目賃金指数は143.4で前年に比べ12.0%上昇(うち規模30人以上では458,018円、その名目賃金指数157.5で前年に比べ7.5%上昇)となった。またその実質賃金指数は137.5で前年に比べ7.3%上昇(うち規模30人以上では151.0で前年に比べ3.0%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は226,995円となった。その名目賃金指数は101.7で前年に比べ3.7%上昇(うち規模30人以上では248,010円、その名目賃金指数102.0で前年に比べ0.7%上昇)であった。また、所定内給与は213,722円、その名目賃金指数は101.6で前年に比べ3.6%上昇(うち規模30人以上は230,962円、その名目賃金指数101.8で前年に比べ1.0%上昇)となった。
特別に支払われた給与は148,254円(うち規模30人以上では210,008円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は471,619円(うち規模30人以上では557,451円)となり、パートタイム労働者は99,503円(うち規模30人以上では108,693円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は153.4時間―
6月の総労働時間は、規模5人以上で153.4時間となった。その労働時間指数101.9で前年に比べ0.3%上昇(うち規模30人以上では154.7時間、その労働時間指数100.8で前年に比べ0.7%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は145.7時間となった。その労働時間指数は102.0で前年に比べ0.6%上昇(うち規模30人以上では145.6時間、労働時間指数100.8で前年に比べ増減無し)であった。また、所定外労働時間は7.7時間、その労働時間指数は98.7で前年に比べ4.9%低下(うち規模30人以上は9.1時間、その労働時間指数は103.4で前年に比べ9.0%低下)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は171.5時間(うち規模30人以上では168.2時間)となり、パートタイム労働者は101.5時間(うち規模30人以上では107.1時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は181,013人―
6月末の常用労働者数は規模5人以上で181,013人となった。その常用雇用指数は108.1で前年に比べ0.3%低下(うち規模30人以上では92,409人、常用雇用指数103.2と前年に比べ増減無し)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は25.7%と前年に比べ2.1ポイント減(うち規模30人以上では22.2%で前年に比べ0.1ポイント減)となった。