1.概況
平成26年7月の鳥取県鉱工業指数(平成22年=100、季節調整済)によると、生産指数は96.9で前月比2.3%の低下、出荷指数は79.9で前月比5.3%の低下、在庫指数は118.1で前月比8.1%の上昇となった。
内訳については、生産では、電子部品・デバイス工業、一般機械工業、金属製品工業などが低下し、食料品・たばこ工業、窯業・土石製品工業、繊維工業などが上昇した。
出荷は、電子部品・デバイス工業、電気機械工業(情報通信機械工業を含む)、パルプ・紙・紙加工品工業などが低下し、窯業・土石製品工業、繊維工業などが上昇した。
在庫は、鉄鋼業、一般機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業などが低下し、電子部品・デバイス工業、食料品・たばこ工業、金属製品工業などが上昇した。
2.業種別生産動向
主要4業種別生産動向をみると、電子部品・デバイス工業では、液晶素子などが低下し、前月比5.9%の低下となった。
電気機械工業(情報通信機械工業を含む)では、前月比0.4%の上昇となった。
食料品・たばこ工業では、その他の食料品、生菓子などが上昇し、前月比2.7%の上昇となった。
パルプ・紙・紙加工品工業では、前月比1.0%の低下となった。
3.最近の動向
季節調整済指数では、前月比で生産、出荷がともに2か月連続で低下し、在庫は2か月連続で上昇した。
原指数では、前年同月比で生産は13か月連続で上昇し、出荷は8か月ぶりに低下し、在庫は8か月ぶりに上昇した。
鉱工業指数(平成22年=100)
|
季節調整済指数 |
対前月比 |
原指数 |
対前年同月比 |
96.9 |
▲2.3% |
104.1 |
3.7% |
98.6 |
▲5.9% |
104.7 |
9.9% |
46.5 |
0.4% |
51.2 |
6.2% |
111.3 |
2.7% |
122.1 |
▲1.5% |
90.7 |
▲1.0% |
99.2 |
▲9.8% |
79.9 |
▲5.3% |
84.6 |
▲2.4% |
118.1 |
8.1% |
126.2 |
5.1% |