毎月勤労統計調査地方調査月報（平成26年8月）

1.賃金 ―現金給与総額は243,436円―

　8月の現金給与総額は、規模5人以上で243,436円となった。その名目賃金指数は93.0で前年に比べ5.1％上昇（うち規模30人以上では258,270円、その名目賃金指数88.8で前年に比べ1.1％上昇）となった。またその実質賃金指数は88.7で前年に比べ1.1％上昇（うち規模30人以上では84.7で前年に比べ2.6％低下）となった。

　現金給与総額のうち、きまって支給する給与は227,810円となった。その名目賃金指数は102.1で前年に比べ3.9％上昇（うち規模30人以上では245,855円、その名目賃金指数101.1で前年に比べ0.4％低下）であった。また、所定内給与は214,824円、その名目賃金指数は102.1で前年に比べ4.6％上昇（うち規模30人以上は229,215円、その名目賃金指数101.0で前年に比べ0.2％低下）となった。

　特別に支払われた給与は15,626円（うち規模30人以上では12,415円）であった。

　規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は289,217円（うち規模30人以上では300,492円）となり、パートタイム労働者は96,814円（うち規模30人以上では109,768円）となった。

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2.労働時間 ―総労働時間は144.9時間―

　8月の総労働時間は、規模5人以上で144.9時間となった。その労働時間指数96.2で前年に比べ1.9％低下（うち規模30人以上では146.2時間、その労働時間指数95.3で前年に比べ2.5％低下）となった。

　総労働時間のうち、所定内労働時間は137.3時間となった。その労働時間指数は96.1で前年に比べ1.1％低下（うち規模30人以上では137.2時間、労働時間指数94.9で前年に比べ2.3％低下）であった。また、所定外労働時間は7.6時間、その労働時間指数は97.4で前年に比べ14.6％低下（うち規模30人以上は9.0時間、その労働時間指数は102.3で前年に比べ6.2％低下）であった。

　規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は159.4時間（うち規模30人以上では157.6時間）となり、パートタイム労働者は98.5時間（うち規模30人以上では106.2時間）となった。

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3.常用雇用 ―労働者数は181,079人－

　8月末の常用労働者数は規模5人以上で181,079人となった。その常用雇用指数は108.2で前年に比べ0.2％低下（うち規模30人以上では91,820人、常用雇用指数102.6と前年に比べ1.2％低下）であった。

　また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は23.8％と前年に比べ4.5ポイント減（うち規模30人以上では22.1％で前年に比べ0.5ポイント減）となった。

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• 表1　現金給与額（Excelファイル、34KB）
• 表2　労働時間（Excelファイル、35KB）
• 表3　労働者数（Excelファイル、34KB）
• 表4　事業所規模別の賃金、労働時間及び労働者数【調査産業計】（Excelファイル、28KB）
• 第1-1表　名目賃金指数【現金給与総額】（Excelファイル、42KB）
• 第1-2表　名目賃金指数【きまって支給する給与】（Excelファイル、41KB）
• 第1-3表　名目賃金指数【所定内給与】（Excelファイル、41KB）
• 第2-1表　実質賃金指数【現金給与総額】（Excelファイル、42KB）
• 第2-2表　実質賃金指数【きまって支給する給与】（Excelファイル、41KB）
• 第3-1表　労働時間指数【総実労働時間】（Excelファイル、41KB）
• 第3-2表　労働時間指数【所定内労働時間】（Excelファイル、41KB）
• 第3-3表　労働時間指数【所定外労働時間】（Excelファイル、43KB）
• 第4表　常用雇用指数（Excelファイル、42KB）
• 第5-1表　産業別現金給与額（Excelファイル、38KB）
• 第5-2表　産業別労働時間（Excelファイル、40KB）
• 第5-3表　産業別労働者数（Excelファイル、40KB）
• 第6表　産業、就業形態別（Excelファイル、33KB）

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　平成26年の夏季賞与（6～8月の「特別に支払われた給与」のうち、賞与として支給された給与を特別集計したもの）は355,636円、前年比12.2％上昇となった。

　また、所定内給与に対する支給割合は1.24か月分で前年より0.08ヶ月分上回った。

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