1.賃金 ―現金給与総額は232,429円―
10月の現金給与総額は、規模5人以上で232,429円となった。その名目賃金指数は88.8で前年に比べ4.6%上昇(うち規模30人以上では250,424円、その名目賃金指数86.1で前年に比べ1.5%上昇)となった。またその実質賃金指数は85.3で前年に比べ1.4%上昇(うち規模30人以上では82.7で前年に比べ1.5%低下)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は231,649円となった。その名目賃金指数は103.8で前年に比べ5.0%上昇(うち規模30人以上では250,200円、その名目賃金指数102.9で前年に比べ2.6%上昇)であった。また、所定内給与は218,783円、その名目賃金指数は104.0で前年に比べ5.9%上昇(うち規模30人以上は233,799円、その名目賃金指数103.1で前年に比べ3.2%上昇)となった。
特別に支払われた給与は780円(うち規模30人以上では224円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は275,428円(うち規模30人以上では292,590円)となり、パートタイム労働者は97,550円(うち規模30人以上では106,110円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は153.7時間―
10月の総労働時間は、規模5人以上で153.7時間となった。その労働時間指数102.1で前年に比べ0.7%上昇(うち規模30人以上では154.2時間、その労働時間指数100.5で前年に比べ0.9%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は146.2時間となった。その労働時間指数は102.3で前年に比べ1.5%上昇(うち規模30人以上では145.5時間、労働時間指数100.7で前年に比べ0.1%低下)であった。また、所定外労働時間は7.5時間、その労働時間指数は96.2で前年に比べ13.7%低下(うち規模30人以上は8.7時間、その労働時間指数は98.9で前年に比べ12.1%低下)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は170.5時間(うち規模30人以上では168.2時間)となり、パートタイム労働者は101.1時間(うち規模30人以上では106.0時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は178,715人-
10月末の常用労働者数は規模5人以上で178,715人となった。その常用雇用指数は106.7で前年に比べ0.8%低下(うち規模30人以上では89,079人、常用雇用指数99.5と前年に比べ3.9%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は24.2%と前年に比べ4.4ポイント減(うち規模30人以上では22.6%で前年に比べ0.2ポイント減)となった。