1.賃金 ―現金給与総額は234,957円―
11月の現金給与総額は、規模5人以上で234,957円となった。その名目賃金指数は89.8で前年に比べ5.8%上昇(うち規模30人以上では255,488円、その名目賃金指数87.8で前年に比べ4.0%上昇)となった。またその実質賃金指数は86.7で前年に比べ3.1%上昇(うち規模30人以上では84.7で前年に比べ1.3%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は230,875円となった。その名目賃金指数は103.4で前年に比べ5.0%上昇(うち規模30人以上では251,920円、その名目賃金指数103.6で前年に比べ2.9%上昇)であった。また、所定内給与は217,153円、その名目賃金指数は103.2で前年に比べ5.6%上昇(うち規模30人以上は233,912円、その名目賃金指数103.1で前年に比べ3.1%上昇)となった。
特別に支払われた給与は4,082円(うち規模30人以上では3,568円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は279,787円(うち規模30人以上では298,260円)となり、パートタイム労働者は97,927円(うち規模30人以上では107,575円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は148.7時間―
11月の総労働時間は、規模5人以上で148.7時間となった。その労働時間指数98.7で前年に比べ2.2%低下(うち規模30人以上では149.8時間、その労働時間指数97.7で前年に比べ3.3%低下)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は140.7時間となった。その労働時間指数は98.5で前年に比べ1.6%低下(うち規模30人以上では140.1時間、労働時間指数97.0で前年に比べ3.0%低下)であった。また、所定外労働時間は8.0時間、その労働時間指数は102.6で前年に比べ11.1%低下(うち規模30人以上は9.7時間、その労働時間指数は110.2で前年に比べ7.6%低下)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は164.9時間(うち規模30人以上では162.6時間)となり、パートタイム労働者は99.5時間(うち規模30人以上では105.2時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は178,211人-
11月末の常用労働者数は規模5人以上で178,211人となった。その常用雇用指数は106.4で前年に比べ1.8%低下(うち規模30人以上では88,767人、常用雇用指数99.2と前年に比べ4.2%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は24.7%と前年に比べ3.9ポイント減(うち規模30人以上では22.5%で前年に比べ0.3イント減)となった。