倉吉スイカ生産部では、スイカの適期収穫、品質管理に役立てるため、交配日ごとに色を変えて印をつけ、交配日を明確にする作業を行っています。
現在はクレパスによる印付けが主流ですが、つけにくい、見にくい等の問題点があり、その解消を目的に簡易な印付け器の開発に取り組んできました。
現地試験を繰り返し、平成27年3月下旬、「あの、つけるやつ。」という商品名で販売されています。
【特徴】
1 つけやすい : 交配日を識別するタグをワンタッチで取り付けることができる
指かけベルトで指にかけたまま、交配・わき芽取りも可能
2 見やすい : 7色の紙タグで、ほ場の中でよく目立つ
色を探すイライラ解消
3 能率アップ : クレパスによる印付けに比べ、速い
従来行われていた2度塗りなどが不要に
色ごとのカウント、収穫もスピードアップ
スイカだけでなく、メロンの交配日の印に、アスパラガスの立茎作業に、なすのホルモン処理済みの目印に、苗ものの色分けに、その他様々な試験の目印にリング状の付箋として様々な場面での応用が考えられます。
取り扱いは、タキイ種苗株式会社
(代表番号 075-365-0123)
●「あの、つけるやつ。」本体+専用タグ・青1本(100枚)のセット
参考価格 1,800円(税別)
● 専用タグ(別売り) 500枚入り 参考価格 650円(税別)
ワンタッチでタグ付け
持ちながら、他の作業も可能
一目でわかる