1.賃金 ―現金給与総額は490,658円―
12月の現金給与総額は、規模5人以上で490,658円となった。その名目賃金指数は187.5で前年に比べ10.5%上昇(うち規模30人以上では575,787円、その名目賃金指数198.0で前年に比べ6.1%上昇)となった。またその実質賃金指数は179.8で前年に比べ7.1%上昇(うち規模30人以上では189.8で前年に比べ2.8%上昇)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は234,392円となった。その名目賃金指数は105.0で前年に比べ5.6%上昇(うち規模30人以上では256,471円、その名目賃金指数105.4で前年に比べ3.9%上昇)であった。また、所定内給与は219,633円、その名目賃金指数は104.4で前年に比べ5.8%上昇(うち規模30人以上は237,236円、その名目賃金指数104.6で前年に比べ4.0%上昇)となった。
特別に支払われた給与は256,266円(うち規模30人以上では319,316円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は613,337円(うち規模30人以上では705,282円)となり、パートタイム労働者は106,979円(うち規模30人以上では119,819円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は151.4時間―
12月の総労働時間は、規模5人以上で151.4時間となった。その労働時間指数100.5で前年に比べ0.9%上昇(うち規模30人以上では152.0時間、その労働時間指数99.1で前年に比べ0.1%上昇)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は142.3時間となった。その労働時間指数は99.6で前年に比べ0.9%上昇(うち規模30人以上では141.0時間、労働時間指数97.6で前年に比べ増減無し)であった。また、所定外労働時間は9.1時間、その労働時間指数は116.7で前年に比べ2.3%上昇(うち規模30人以上は11.0時間、その労働時間指数は125.0で前年に比べ0.9%上昇)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は167.7時間(うち規模30人以上では164.8時間)となり、パートタイム労働者は100.3時間(うち規模30人以上では107.0時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は176,851人―
12月末の常用労働者数は規模5人以上で176,851人となった。その常用雇用指数は105.6で前年に比べ2.4%低下(うち規模30人以上では87,964人、常用雇用指数98.3と前年に比べ5.1%低下)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は24.2%と前年に比べ4.3ポイント減(うち規模30人以上では22.0%で前年に比べ0.4ポイント減)となった。