毎月勤労統計調査特別調査は、常用労働者1~4人の事業所の賃金、労働時間及び雇用の実態を明らかにし、各種労働施策を円滑に推進していくための基礎資料を提供することを目的とし、毎年7月に行っている。
この調査結果の数値は、抽出された調査区内にある約500事業所について調査し、県内の全事業所(事業所模1~4人)に対応するよう推計したものである。
また、統計表の数値は、表章単位未満の値で四捨五入してある。
きまって支給する給与は、「調査産業計」で193,120円となり、全国を100とした鳥取県の賃金水準は100.5であった。産業別にみると、「学術研究等」の260,093円が最も高く、「宿泊業,飲食サービス業」の106,432円が最も低くなっている。
出勤日数は、「調査産業計」で21.2日となり、1日の実労働時間数は、7.2時間であった。産業別にみると、最も長いのは「製造業」の8.2時間、最も短いのは、「教育、学習支援等」の5.6時間であった。
常用労働者の産業別構成をみると、「卸売業,小売業」(27.3%)、「建設業」(13.4%)「生活関連サービス業,娯楽業」(8.1%)の3産業で全体の5割を占めている。