1．賃金 ―現金給与総額は239,621円―
4月の現金給与総額は、規模5人以上で239,621円となった。その名目賃金指数は91.6で前年に比べ2.5％増（うち規模30人以上では263,055円、その名目賃金指数90.4で前年に比べ3.4％増）となった。またその実質賃金指数は87.5で前年に比べ1.4％増（うち規模30人以上では86.3で前年に比べ2.3％増）となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は237,619円となった。その名目賃金指数は106.5で前年に比べ2.9％増（うち規模30人以上では260,474円、その名目賃金指数107.1で前年に比べ3.9％増）であった。また、所定内給与は223,371円、その名目賃金指数は106.2で前年に比べ3.6％増（うち規模30人以上は242,970円、その名目賃金指数107.1で前年に比べ4.8％増）となった。
特別に支払われた給与は2,002円（うち規模30人以上では2,581円）であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は279,772円（うち規模30人以上では300,388円）となり、パートタイム労働者は92,785円（うち規模30人以上では102,145円）となった。
2．労働時間 ―総労働時間は159.2時間―
4月の総労働時間は、規模5人以上で159.2時間となった。その労働時間指数105.7で前年に比べ3.3％増（うち規模30人以上では161.0時間、その労働時間指数105.0で前年に比べ2.7％増）となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は150.2時間となった。その労働時間指数は105.1で前年に比べ3.3％増（うち規模30人以上では151.6時間、労働時間指数104.9で前年に比べ3.3％増）であった。また、所定外労働時間は9.0時間、その労働時間指数は115.4で前年に比べ4.0％増（うち規模30人以上は9.4時間、その労働時間指数は106.8で前年に比べ6.9％減）であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は175.7時間（うち規模30人以上では174.2時間）となり、パートタイム労働者は98.6時間（うち規模30人以上では104.3時間）となった。
3．常用雇用 ―労働者数は182,167人―
4月末の常用労働者数は規模5人以上で182,167人となった。その常用雇用指数は108.8で前年に比べ1.9％増（うち規模30人以上では92,835人、常用雇用指数103.7で前年に比べ3.1％増）であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.3％と前年に比べ5.4ポイント減（うち規模30人以上では18.8％で前年に比べ3.8ポイント減）となった。