1.賃金 ―現金給与総額は244,259円―
5月の現金給与総額は、規模5人以上で244,259円となった。その名目賃金指数は93.3で前年に比べ7.5％増（うち規模30人以上では274,023円、その名目賃金指数94.2で前年に比べ11.5％増）となった。またその実質賃金指数は88.5で前年に比べ5.9％増（うち規模30人以上では89.4で前年に比べ9.8％増）となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は232,892円となった。その名目賃金指数は104.3で前年に比べ3.5％増（うち規模30人以上では254,280円、その名目賃金指数104.5で前年に比べ4.3％増）であった。また、所定内給与は220,347円、その名目賃金指数は104.7で前年に比べ4.2％増（うち規模30人以上は237,442円、その名目賃金指数104.7で前年に比べ4.1％増）となった。
特別に支払われた給与は11,367円（うち規模30人以上では19,743円）であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は285,487円（うち規模30人以上では314,084円）となり、パートタイム労働者は92,816円（うち規模30人以上では102,811円）となった。
2.労働時間 ―総労働時間は145.6時間―
5月の総労働時間は、規模5人以上で145.6時間となった。その労働時間指数96.7で前年に比べ0.1％減（うち規模30人以上では146.5時間、その労働時間指数95.5で前年に比べ1.2％減）となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は137.5時間となった。その労働時間指数は96.2で前年に比べ0.4％減（うち規模30人以上では137.5時間、労働時間指数95.2で前年に比べ1.3％減）であった。また、所定外労働時間は8.1時間、その労働時間指数は103.8で前年に比べ6.8％増（うち規模30人以上は9.0時間、その労働時間指数は102.3で前年に比べ1.9％増）であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は159.0時間（うち規模30人以上では157.3時間）となり、パートタイム労働者は97.0時間（うち規模30人以上では100.2時間）となった。
3.常用雇用 ―労働者数は182,317人－
5月末の常用労働者数は規模5人以上で182,317人となった。その常用雇用指数は108.9で前年に比べ0.3％増（うち規模30人以上では92,755人、常用雇用指数103.6で前年に比べ0.4％増）であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.4％と前年に比べ5.0ポイント減（うち規模30人以上では19.0％で前年に比べ3.0ポイント減）となった。