1.賃金 ―現金給与総額は385,592円―
6月の現金給与総額は、規模5人以上で385,592円となった。その名目賃金指数は147.3で前年に比べ2.4%増(うち規模30人以上では459,222円、その名目賃金指数157.9で前年に比べ増減無し)となった。またその実質賃金指数は140.6で前年に比べ1.9%増(うち規模30人以上では150.7で前年に比べ0.5%減)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は236,828円となった。その名目賃金指数は106.1で前年に比べ4.0%増(うち規模30人以上では257,608円、その名目賃金指数105.9で前年に比べ3.5%増)であった。また、所定内給与は223,438円、その名目賃金指数は106.2で前年に比べ4.2%増(うち規模30人以上は240,358円、その名目賃金指数105.9で前年に比べ3.7%増)となった。
特別に支払われた給与は148,764円(うち規模30人以上では201,614円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は462,912円(うち規模30人以上では539,111円)となり、パートタイム労働者は102,289円(うち規模30人以上では113,774円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は159.9時間―
6月の総労働時間は、規模5人以上で159.9時間となった。その労働時間指数106.2で前年に比べ4.1%増(うち規模30人以上では160.9時間、その労働時間指数104.9で前年に比べ3.9%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は151.7時間となった。その労働時間指数は106.2で前年に比べ3.9%増(うち規模30人以上では151.9時間、労働時間指数105.1で前年に比べ3.8%増)であった。また、所定外労働時間は8.2時間、その労働時間指数は105.1で前年に比べ9.7%増(うち規模30人以上は9.0時間、その労働時間指数は102.3で前年に比べ3.1%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は175.9時間(うち規模30人以上では173.5時間)となり、パートタイム労働者は101.2時間(うち規模30人以上では106.0時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は182,868人-
6月末の常用労働者数は規模5人以上で182,868人となった。その常用雇用指数は109.2で前年に比べ1.0%増(うち規模30人以上では93,147人、常用雇用指数104.1で前年に比べ0.9%増)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.4%と前年に比べ4.3ポイント減(うち規模30人以上では18.7%で前年に比べ3.5ポイント減)となった。