1.賃金 ―現金給与総額は318,919円―
7月の現金給与総額は、規模5人以上で318,919円となった。その名目賃金指数は121.9で前年に比べ3.0%増(うち規模30人以上では329,034円、その名目賃金指数113.1で前年に比べ2.2%減)となった。またその実質賃金指数は116.4で前年に比べ2.4%増(うち規模30人以上では108.0で前年に比べ2.7%減)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は239,814円となった。その名目賃金指数は107.5で前年に比べ2.8%増(うち規模30人以上では258,704円、その名目賃金指数106.4で前年に比べ3.2%増)であった。また、所定内給与は226,678円、その名目賃金指数は107.7で前年に比べ2.7%増(うち規模30人以上は242,665円、その名目賃金指数107.0で前年に比べ3.7%増)となった。
特別に支払われた給与は79,105円(うち規模30人以上では70,330円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は378,604円(うち規模30人以上では377,798円)となり、パートタイム労働者は102,181円(うち規模30人以上では118,055円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は155.5時間―
7月の総労働時間は、規模5人以上で155.5時間となった。その労働時間指数103.3で前年に比べ0.3%減(うち規模30人以上では156.4時間、その労働時間指数102.0で前年に比べ0.5%減)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は146.8時間となった。その労働時間指数は102.7で前年に比べ1.3%減(うち規模30人以上では147.5時間、労働時間指数102.1で前年に比べ0.5%減)であった。また、所定外労働時間は8.7時間、その労働時間指数は111.5で前年に比べ16.5%増(うち規模30人以上は8.9時間、その労働時間指数は101.1で前年に比べ1.2%減)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は171.6時間(うち規模30人以上では168.4時間)となり、パートタイム労働者は97.3時間(うち規模30人以上では104.7時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は182,956人-
7月末の常用労働者数は規模5人以上で182,956人となった。その常用雇用指数は109.3で前年に比べ1.6%増(うち規模30人以上では93,296人、常用雇用指数104.2で前年に比べ3.0%増)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.7%と前年に比べ1.5ポイント減(うち規模30人以上では18.8%で前年に比べ2.1ポイント減)となった。