防災・危機管理情報


富有柿が育む児童と地域住民の絆

 

「うちらのつくったカキはうまいんだで~」

 倉吉市立西郷小学校では、3年生児童が富有柿の栽培に取り組み、そのカキを地域住民に販売して交流を深めています。

 倉吉農業改良普及所では、カキの歴史や品種、機能等の学習会の開催や、栽培管理の指導を行い、児童の食と農への関心を高めるとともに地域特産品の富有柿のPRを行い、その活動の支援を行っています。

 児童は、初めての作業に戸惑いながらも日々大きくなる果実や葉、虫等を観察することで、自然にふれあい、また収穫の際には、実った果実の重さに驚きと喜びで、笑顔いっぱいでした。

 この収穫したカキは、10月28日に児童自らが、地域住民とふれあいながら販売しました。「ここのカキはおいしいから」と心待ちにしていた人も多く、保護者の皆さんはもちろん、地域の高齢者の皆さんまで行列をつくり両手いっぱいに購入されていました。富有柿の栽培だけでなく、自分たちがつくったカキを販売して、皆さんに喜んでいただくという体験により、地域の絆を深めることができました。


 カキに関する基礎知識の講義の様子
カキに関する基礎知識の講義

収穫方法の指導の様子 
収穫方法の指導

児童自ら地域の人へ販売を行う様子
児童自ら地域の人へ販売を行う
  

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