平成20年あたりから普及し始めたスマートフォン。最近は携帯電話よりもスマートフォンを目にすることが多くなりましたが、このスマートフォンと携帯電話、鳥取県内の普及状況はどうでしょう。
昨年実施された5年に1回の「全国消費実態調査」で、鳥取県内二人以上世帯(千世帯当たり)の所有数量と普及率を知ることができます。
スマートフォンは、平成26年調査で初めて調査項目に加えられました。
これによると、平成26年の携帯電話の所有数量は、平成21年より減少しているものの1,345台、普及率76.9%。一方、スマートフォンは944台、普及率54.1%(全国平均は1,105台、普及率58.3%)で、まだまだ携帯電話を使用している人が多いことが分かりました。
これからまだ普及が進んでいくであろうスマートフォンと、根強いユーザーを抱える携帯電話。最近では「ガラホ」なるあたらしいかげも…。
資料:総務省統計局「全国消費実態調査」。
(注)携帯電話は平成11年から調査が開始され、平成26年と平成21年以前の調査では調査品目の内容に下記のような違いがある。
【平成26年】携帯電話(PHSを含み、スマートフォンを除く)
【平成21年以前】携帯電話(PHSを含む)
本ページは、平成27年11月26日付「日本海新聞」掲載の同題コラム(鳥取県地域振興部統計課執筆)からの再録です。