1.賃金 ―現金給与総額は235,879円―
9月の現金給与総額は、規模5人以上で235,879円となった。その名目賃金指数は90.1で前年に比べ0.9%増(うち規模30人以上では257,804円、その名目賃金指数88.6で前年に比べ2.5%増)となった。またその実質賃金指数は86.0で前年に比べ0.6%増(うち規模30人以上では84.5で前年に比べ2.2%増)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は234,348円となった。その名目賃金指数は105.0で前年に比べ1.7%増(うち規模30人以上では256,428円、その名目賃金指数105.4で前年に比べ3.4%増)であった。また、所定内給与は221,328円、その名目賃金指数は105.2で前年に比べ1.4%増(うち規模30人以上は240,925円、その名目賃金指数106.2で前年に比べ3.7%増)となった。
特別に支払われた給与は1,531円(うち規模30人以上では1,376円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は276,111円(うち規模30人以上では292,739円)となり、パートタイム労働者は93,016円(うち規模30人以上では104,982円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は152.8時間―
9月の総労働時間は、規模5人以上で152.8時間となった。その労働時間指数101.5で前年に比べ1.7%増(うち規模30人以上では155.0時間、その労働時間指数101.0で前年に比べ4.0%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は144.0時間となった。その労働時間指数は100.8で前年に比べ0.7%増(うち規模30人以上では145.8時間、労働時間指数100.9で前年に比べ3.6%増)であった。また、所定外労働時間は8.8時間、その労働時間指数は112.8で前年に比べ19.6%増(うち規模30人以上は9.2時間、その労働時間指数は104.5で前年に比べ10.7%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は168.4時間(うち規模30人以上では166.7時間)となり、パートタイム労働者は97.6時間(うち規模30人以上では103.4時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は182,322人―
9月末の常用労働者数は規模5人以上で182,322人となった。その常用雇用指数は108.9で前年に比べ1.9%増(うち規模30人以上では92,629人、常用雇用指数103.5で前年に比べ3.6%増)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は22.0%と前年に比べ2.0ポイント減(うち規模30人以上では18.6%で前年に比べ3.9ポイント減)となった。