防災・危機管理情報


総合整備担当の紹介

 国営総合農地開発事業大山山麓地区により、これまでかんがい施設のなかった大山山麓に広がる畑地へ農業用水を安定して供給することを目的に、下蚊屋ダムや幹線パイプラインが整備されました。
 鳥取県では、このダムからの水を西伯郡大山町内の畑地へ送水するための支線のパイプラインなどの末端畑地かんがい施設整備を、下記の地区で事業を実施しています。

  (1) 水利施設等保全高度化事業

   ・中山3期地区(工期H24~R7(予定))

   ・名和3期地区(工期H26~R7(予定))
  (2) 農山漁村地域整備交付金

   ・中山2期地区(工期H19~R7(予定))

   ・名和2期地区(工期H21~R9(予定))

 
⇒国営総合農地開発事業大山山麓地区について

 また、人命、人家もしくは公共施設等に被害を及ぼす災害発生のおそれがあり早急に整備を要するため池の改修や、治水機能が低下しており緊急に改修を要する農業用河川工作物(頭首工、水門、樋門、樋管、橋梁等)、震補強対策の必要がある農業用道路横断工作物の整備補強又は撤去等を下記の地区で実施しています。

  (1)農村地域防災減災事業

   ・浅井地区(工期H30~R2(予定))

   ・海川第2地区(工期H30~R3予定))

   ・三ヶ堰地区(工期H30~R2(予定))

   ・尾高堰地区(工期H30~R2(予定))

   ・光徳地区(工期H30~R6(予定))

   ・古市地区(工期R1~R5(予定))

  (2)農山漁村地域整備交付金

   ・車尾地区(工期R1~R2(予定))

お問い合わせ 

 電話

 0859-31-9695/9696

 ファクシミリ

 0859-39-0494

  

西伯郡大山町内の名和地区、中山地区の畑地かんがい

 大山の北麓に広がる畑地帯では、鳥取県特産の二十世紀梨や白ネギのほか、芝、ブロッコリー、ダイコンなどが作られています。
 この地域は、地下水位が極めて低く、また火山灰土壌でもあるため、天水によるかん水だけでは作物が十分に育ちません。

 このため、鳥取県では、国営総合農地開発事業大山山麓地区により日野郡江府町に建設した下蚊屋ダムを水源とするかんがい用水を配水するためのパイプラインの整備を行っています。ダムの水は、パイプラインにより、各畑地の個人給水栓まで配水されます。

 平成31年3月末時点で538haの畑地のパイプラインが整備され、農業者は給水栓を開けるだけでかん水できるようになりました。
 この結果、農作物の収量が大幅にアップしています。
 ⇒「かんがいによる農作物の収量の変化」へ
 

畑地かんがい施設



  

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