1.賃金 ―現金給与総額は507,233円―
12月の現金給与総額は、規模5人以上で507,233円となった。その名目賃金指数は193.8で前年に比べ3.0%増(うち規模30人以上では576,253円、その名目賃金指数198.1で前年に比べ0.3%減)となった。またその実質賃金指数は186.2で前年に比べ3.2%増(うち規模30人以上では190.3で前年に比べ0.1%減)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は239,130円となった。その名目賃金指数は107.1で前年に比べ1.6%増(うち規模30人以上では260,962円、その名目賃金指数107.3で前年に比べ1.5%増)であった。また、所定内給与は224,194円、その名目賃金指数は106.5で前年に比べ1.6%増(うち規模30人以上は242,183円、その名目賃金指数106.7で前年に比べ1.7%増)となった。
特別に支払われた給与は268,103円(うち規模30人以上では315,291円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は621,480円(うち規模30人以上では681,382円)となり、パートタイム労働者は109,779円(うち規模30人以上では130,924円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は153.4時間―
12月の総労働時間は、規模5人以上で153.4時間となった。その労働時間指数101.9で前年に比べ1.3%増(うち規模30人以上では154.8時間、その労働時間指数100.9で前年に比べ1.6%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は143.3時間となった。その労働時間指数は100.3で前年に比べ0.4%増(うち規模30人以上では143.4時間、労働時間指数99.2で前年に比べ1.0%増)であった。また、所定外労働時間は10.1時間、その労働時間指数は129.5で前年に比べ15.0%増(うち規模30人以上は11.4時間、その労働時間指数は129.5で前年に比べ9.0%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は169.3時間(うち規模30人以上では166.1時間)となり、パートタイム労働者は98.0時間(うち規模30人以上では107.1時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は180,964人-
12月末の常用労働者数は規模5人以上で180,964人となった。その常用雇用指数は108.1で前年に比べ2.4%増(うち規模30人以上では91,665人、常用雇用指数102.4で前年に比べ4.2%増)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は22.4%と前年に比べ1.8ポイント減(うち規模30人以上では19.2%で前年に比べ2.8ポイント減)となった。