1.賃金 ―現金給与総額は234,955円―
2月の現金給与総額は、規模5人以上で234,955円となった。その名目賃金指数は89.8で前年に比べ1.2%減(うち規模30人以上では259,939円、その名目賃金指数89.4で前年に比べ0.2%増)となった。またその実質賃金指数は86.3で前年に比べ1.6%減(うち規模30人以上では85.9で前年に比べ0.1%減)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は233,381円となった。その名目賃金指数は104.6で前年に比べ1.2%減(うち規模30人以上では258,534円、その名目賃金指数106.3で前年に比べ0.3%増)であった。また、所定内給与は219,104円、その名目賃金指数は104.1で前年に比べ1.1%減(うち規模30人以上は240,542円、その名目賃金指数106.0で前年に比べ0.3%増)となった。
特別に支払われた給与は1,574円(うち規模30人以上では1,405円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は274,095円(うち規模30人以上では295,659円)となり、パートタイム労働者は94,417円(うち規模30人以上では107,173円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は152.1時間―
2月の総労働時間は、規模5人以上で152.1時間となった。その労働時間指数101.0で前年に比べ0.3%減(うち規模30人以上では153.8時間、その労働時間指数100.3で前年に比べ1.2%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は143.6時間となった。その労働時間指数は100.5で前年に比べ増減なし(うち規模30人以上では144.7時間、労働時間指数100.1で前年に比べ1.3%増)であった。また、所定外労働時間は8.5時間、その労働時間指数は109.0で前年に比べ4.5%減(うち規模30人以上は9.1時間、その労働時間指数は103.4で前年に比べ2.2%減)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は167.9時間(うち規模30人以上では166.3時間)となり、パートタイム労働者は94.9時間(うち規模30人以上では99.7時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は181,013人-
2月末の常用労働者数は規模5人以上で181,013人となった。その常用雇用指数は108.1で前年に比べ0.6%減(うち規模30人以上では91,023人、常用雇用指数101.7で前年に比べ1.2%減)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.7%と前年に比べ増減なし(うち規模30人以上では18.9%で前年に比べ0.4ポイント減)となった。
平成27年の年末賞与(11~1月の「特別に支払われた給与」のうち、賞与として支給された給与を特別集計したもの)は355,353円、前年比2.4%減となった。
また、所定内給与に対する支給割合は1.22ヶ月分で前年(1.26ヶ月分)と比較し0.04ヶ月減となった。