1.賃金 ―現金給与総額は241,711円―
３月の現金給与総額は、規模５人以上で241,711円となった。その名目賃金指数は92.4で前年に比べ1.2％増（うち規模30人以上では265,656円、その名目賃金指数91.3で前年に比べ2.9％増）となった。またその実質賃金指数は88.8で前年に比べ1.4％増（うち規模30人以上では87.7で前年に比べ3.1％増）となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は234,434円となった。その名目賃金指数は105.0で前年に比べ0.2％増（うち規模30人以上では260,695円、その名目賃金指数107.2で前年に比べ2.0％増）であった。また、所定内給与は219,801円、その名目賃金指数は104.5で前年に比べ0.1％減（うち規模30人以上は243,009円、その名目賃金指数107.1で前年に比べ1.7％増）となった。
特別に支払われた給与は7,277円（うち規模30人以上では4,961円）であった。
規模５人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は282,387円（うち規模30人以上では301,596円）となり、パートタイム労働者は97,647円（うち規模30人以上では111,783円）となった。
2.労働時間 ―総労働時間は153.3時間―
３月の総労働時間は、規模５人以上で153.3時間となった。その労働時間指数101.8で前年に比べ1.3％減（うち規模30人以上では155.9時間、その労働時間指数101.6で前年に比べ0.5％減）となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は144.1時間となった。その労働時間指数は100.8で前年に比べ1.7％減（うち規模30人以上では146.0時間、労働時間指数101.0で前年に比べ0.9％減）であった。また、所定外労働時間は9.2時間、その労働時間指数は117.9で前年に比べ5.7％増（うち規模30人以上は9.9時間、その労働時間指数は112.5で前年に比べ5.3％増）であった。
規模５人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は169.2時間（うち規模30人以上では168.2時間）となり、パートタイム労働者は97.1時間（うち規模30人以上では103.3時間）となった。
3.常用雇用 ―労働者数は179,629人－
３月末の常用労働者数は規模５人以上で179,629人となった。その常用雇用指数は107.3で前年に比べ0.4％減（うち規模30人以上では90,234人、常用雇用指数100.8で前年に比べ1.0％減）であった。
また、規模５人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.9％と前年に比べ0.2ポイント増（うち規模30人以上では18.9％で前年に比べ0.3ポイント減）となった。