1.賃金 ―現金給与総額は368,058円―
６月の現金給与総額は、規模５人以上で368,058円となった。その名目賃金指数は140.6で前年に比べ4.5％減（うち規模30人以上では445,133円、その名目賃金指数153.0で前年に比べ3.1％減）となった。またその実質賃金指数は134.7で前年に比べ4.2％減（うち規模30人以上では146.6で前年に比べ2.7％減）となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は235,093円となった。その名目賃金指数は105.3で前年に比べ0.8％減（うち規模30人以上では260,008円、その名目賃金指数106.9で前年に比べ0.9％増）であった。また、所定内給与は221,171円、その名目賃金指数は105.1で前年に比べ1.0％減（うち規模30人以上は242,395円、その名目賃金指数106.8で前年に比べ0.8％増）となった。
特別に支払われた給与は132,965円（うち規模30人以上では185,125円）であった。
規模５人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は440,576円（うち規模30人以上では523,835円）となり、パートタイム労働者は104,079円（うち規模30人以上では115,144円）となった。
2.労働時間 ―総労働時間は157.1時間―
６月の総労働時間は、規模５人以上で157.1時間となった。その労働時間指数104.3で前年に比べ1.8％減（うち規模30人以上では158.6時間、その労働時間指数103.4で前年に比べ1.4％減）となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は148.5時間となった。その労働時間指数は103.9で前年に比べ2.2％減（うち規模30人以上では149.2時間、労働時間指数103.3で前年に比べ1.7％減）であった。また、所定外労働時間は8.6時間、その労働時間指数は110.3で前年に比べ4.9％増（うち規模30人以上は9.4時間、その労働時間指数は106.8で前年に比べ4.4％増）であった。
規模５人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は172.6時間（うち規模30人以上では171.8時間）となり、パートタイム労働者は100.6時間（うち規模30人以上では103.8時間）となった。
3.常用雇用 ―労働者数は183,163人－
６月末の常用労働者数は規模５人以上で183,163人となった。その常用雇用指数は109.4で前年に比べ0.2％増（うち規模30人以上では92,260人、常用雇用指数103.1で前年に比べ1.0％減）であった。
また、規模５人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.7％と前年に比べ0.3ポイント増（うち規模30人以上では19.4％で前年に比べ0.7ポイント増）となった。
