1.調査の目的
家計調査は、全国の世帯を対象とし毎月の家計収支を調査することにより、国民生活の実態を明らかにして、経済施策や社会政策立案のための基礎資料を得るために行う調査です。
この調査では、学生の単身世帯等を除いた世帯を対象として行われており、統計的な方法によって一部の地域を選定し、全体を推計する方法(標本調査)を利用しています。具体的には全国から168市町村を選び、選ばれた市町村内をさらに細かく分割し、調査地区を選び、その調査地区から無作為に調査世帯を選びます。この3段階の抽出は世帯が均等に選ばれるよう工夫されており、全国の縮図が出来上がるようになっています。
調査世帯は、「二人以上の世帯」と「単身世帯」に区分され、二人以上の世帯のうち世帯主が勤労者の世帯は「二人以上の世帯のうち勤労者世帯」と区分されます。
2.鳥取県の家計調査の実施状況(平成27年)
県内では、次表のとおり毎月117世帯の皆さまに家計調査に御協力いただきました。
対象市町 |
家計調査(二人以上世帯) |
家計調査(単身世帯) |
調査地区 |
世帯数 |
調査地区 |
世帯数 |
16地区 |
96世帯 |
8地区 |
8世帯 |
2地区 |
12世帯 |
1地区 |
1世帯 |
18地区 |
108世帯 |
9地区 |
9世帯 |
※境港市:都市階級(人口5万以上の市、大都市、中都市、小都市A、小都市B・町村)の
小都市B・町村に選定され集計されています。
3.調査期間
一つの調査地区を1年間調査します。
1年間を前期・後期に分けて、二人以上の世帯については、それぞれ6か月間6世帯ずつ調査し、単身世帯については、それぞれ3か月間1世帯ずつ調査します。
4.調査の流れ
- 第1段階
- 総務省統計局が調査地区を選定し、鳥取県がその地区を担当する家計調査員を任命します。
- 第2段階
- 家計調査員がその調査地区の全ての世帯を訪問し、名簿を作成します。
- 第3段階
- この名簿より無作為に選ばれた世帯に家計簿の記入をお願いします。
5.調査のお願い
家計調査員が皆さまのお宅を訪問した際には、調査への御協力をお願いします。
(家計調査員は鳥取県知事が任命した調査員証を携帯しています。)