1.賃金 ―現金給与総額は336,303円―
7月の現金給与総額は、規模5人以上で336,303円となった。その名目賃金指数は128.5で前年に比べ5.4%増(うち規模30人以上では356,514円、その名目賃金指数122.6で前年に比べ8.4%増)となった。またその実質賃金指数は123.2で前年に比べ5.8%増(うち規模30人以上では117.5で前年に比べ8.8%増)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は241,497円となった。その名目賃金指数は108.2で前年に比べ0.7%増(うち規模30人以上では258,674円、その名目賃金指数106.3で前年に比べ0.1%減)であった。また、所定内給与は228,143円、その名目賃金指数は108.4で前年に比べ0.6%増(うち規模30人以上は241,105円、その名目賃金指数106.3で前年に比べ0.7%減)となった。
特別に支払われた給与は94,806円(うち規模30人以上では97,840円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は397,863円(うち規模30人以上では413,259円)となり、パートタイム労働者は104,599円(うち規模30人以上では116,548円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は153.2時間―
7月の総労働時間は、規模5人以上で153.2時間となった。その労働時間指数101.7で前年に比べ1.5%減(うち規模30人以上では154.6時間、その労働時間指数100.8で前年に比べ1.2%減)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は144.6時間となった。その労働時間指数は101.2で前年に比べ1.5%減(うち規模30人以上では145.0時間、労働時間指数100.3で前年に比べ1.8%減)であった。また、所定外労働時間は8.6時間、その労働時間指数は110.3で前年に比べ1.1%減(うち規模30人以上は9.6時間、その労働時間指数は109.1で前年に比べ7.9%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は168.0時間(うち規模30人以上では167.1時間)となり、パートタイム労働者は97.2時間(うち規模30人以上では102.0時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は183,359人-
7月末の常用労働者数は規模5人以上で183,359人となった。その常用雇用指数は109.5で前年に比べ0.2%増(うち規模30人以上では92,433人、常用雇用指数103.3で前年に比べ0.9%減)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は20.8%と前年に比べ0.9ポイント減(うち規模30人以上では19.1%で前年に比べ0.3ポイント増)となった。