ワールドトレイルズカンファレンスとは
「ワールド トレイルズ カンファレンス(World Trails Conference:WTC)」は、世界各国のトレイル(自然遊歩道)関係者が集まり、トレイルの活用や保全について話し合う国際会議です。同会議を通じて、世界各国のトレイル団体、ウォーキング団体、関連企業などがトレイルに関する知識や経験を共有しています。
韓国の済州オルレが、韓国の済州特別自治道庁や韓国観光公社などの支援を受け、2010年10月に初開催してから、第1回から第5回までが韓国・済州島で開催されています。2015年1月に開催された第5回WTCには、世界18か国45団体から約 200名が参加しました。2016年10月には、韓国以外では初となる第6回WTCを鳥取県で開催しました。鳥取大会では、全9コースの「ワールド ウォーク フェスタ」、国内外の講師による講演会や分科会に加えて、企画展示、食のイベントといった多彩なイベントを同時開催しました。
⇒ 過去に開催されたワールドトレイルズカンファレンス(外部サイト、英語)
ワールド トレイルズ ネットワーク(WTN)
ワールドトレイルズネットワーク(World Trails Network:WTN)は、スイスのジュネーブに拠点を置く、国際的な非営利団体です。2012年に開催された第3回WTCでWTN委員会を結成、2016年に、世界の主要なトレイル団体及びウォーキング団体等による世界初のトレイル国際ネットワークとして正式発足しました。
WTNは、優れたトレイル事業の創出や改善、保護を促進するため、世界各地の多様性に富むトレイルを繋ぐ努力を重ねています。世界中のトレイル関連団体、トレイル利用者、またその他アウトドア愛好者を引き合わせることにより、世界のトレイルの向上に向けたグローバルな協力体制やネットワークを育てていくことを目的としています。
⇒ ワールドトレイルズネットワーク(WTN)ホームページ(外部サイト、英語のみ)
ワールド トレイルズ ネットワーク(WTN)の主要事業
-環境保護
-持続的な開発
-ベストマネジメントプラクティス(最優良管理事例)及びトレイルに関する研究結果の共有
-トレイルの満足度に向けた取り組み
-地域との連携
-情報の正確性
-クロスマーケティング(顧客の相互紹介)の機会促進
-世界のトレイルの共通の価値観の共有による、アウトドアや自然の中での活動的なライフスタイルの促進
ワールド トレイルズ ネットワーク(WTN)委員会
WTN委員会は、分野別に5つの小委員会に分かれて活動しています。月に一度、オンラインの定例会議を開き、議論を重ねています。WTN委員会の構成員はすべて、ボランティアを基本としています。
●WTN委員会メンバー(2014.1時点)
会長 |
ガレオ・セインツ(リム・オブ・アフリカ)
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副会長
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ローラ・ベルレビル(アパラチアン・ トレイル 保存協会)
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総務
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ジャッキー・ランデル(ブルース・トレイル 保全協会)
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知識資源共有 小委員会
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ロバート・サーンズ(アメリカン・トレイルズ 協会)
ジョン・フィ(韓国歩く道連合)
カースティン・ステンダー(ビバルマン・トラック)
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マーケティング/
プロモーション 小委員会
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ガレオ・セインツ(リム・オブ・アフリカ)
ロバート・サーンズ(アメリカン・トレイルズ 協会)
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文化/生物多様性 小委員会
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フィボス・ツサラヴォポリス(ギリシャの道)
フセイン・エリュアート(トルコ文化の道協会)
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カンファレンス・
イベント 小委員会
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ジョン・ジヘ(社団法人チェジュオルレ)
リズ・ネルソン(ヨーロッパ徒歩旅行者協会)
ヒロアキ・キシダ(NPO法人未来)
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戦略・開発小委員会
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ローラ・ベルレビル(アパラチアン・ トレイル 保存協会)
ガレオ・セインツ(リム・オブ・アフリカ)
ミルバ・バコ(レバノン・マウンテン・トレイル 協会 )
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