鳥取県立総合療育センターには、人工呼吸器を装着している方など重症児者の方が多くご利用されています。院内感染拡大防止のため、センターをご利用されるにあたり、以下のような場合は速やかにリハビリテーション部(38-2162)までご連絡ください。
○利用前3日間に、利用者並びに同居する家族が37.5℃以上の発熱、咽頭痛、鼻汁、倦怠感、味覚・嗅覚異常などの症状があった場合
○利用前、利用中に同居する家族が新型コロナウイルス感染に関連して、学校や職場から自宅待機・自宅隔離を要請されている場合
○利用中に、同居する家族に体調変化が生じた場合
○利用後3日以内に、利用者並びに同居する家族が新型コロナウイルス感染症を発症した場合
ご理解とご協力の程、よろしくお願い致します。
状況に変更がありましたら、その都度ホームページでお知らせします。
ご不明な点がありましたら、お手数ですが下記の電話番号までお問い合わせください。
(職員室直通) tel:0859-38-2162
(1)運動発達について
・座る・這う・立つ・歩くなど、身体や手足の発達に関わり、発達促進につなげています。
・食事・遊び・学習・余暇活動での姿勢の工夫・介助方法の検討を行います。
・呼吸練習や呼吸介助、排痰補助装置などを活用し、身体の状態を整えます。
・他病院で手術を受けられた後のリハビリテーションを行っています。
(2)治療用装具・補装具について
・治療用装具や車いす・歩行器など補装具の検討を行い、作成に関わっています。
(1)発達の促進について
・体や手の使い方、目の使い方を練習し発達を促します。
(2)生活について
・発達に合わせて食事動作、更衣動作、入浴動作など指導・練習を行います。
・お子さんに合った机や椅子の調整、スプーンや箸など道具を使いやすく工夫したり、環境の調整を行います。
(3)学習について
・個々の困り感について適切に評価し、お子さんそれぞれの特性に合った支援を行います。
(4)対人関係について
・友達と上手く関わることを目的に、適切な社会スキルを指導・練習(ソーシャルスキルトレーニング)を行います。
(1)「ことばの遅れ」・「発音の遅れ」に対して
・認知発達の遅れ、対人技能の遅れ、脳の損傷などによって言語機能の発達が遅れているお子さんに対して「ことばやコミュニケーションに関心を持ってもらう」、「語彙の獲得、文章の理解を促す」などの支援を行います。
・読み書きに苦手さのある学童期のお子さんに対して、音読・書字能力向上のための評価・支援を行います。
・「構音障害」に対して評価・支援を行います。
(2)「食べること」の障がいに対して
・食べ物が口からこぼれる、うまく飲み込めない、むせるといった食べることの障がい「摂食障害・嚥下障害」に対して、各種評価を行います。
・上手な食べ方・飲み込み方の獲得のために支援を行う他、お子さんの特性に合った食形態の検討も行います。
(3)「対人技能、社会性の遅れ」に対して
・対人技能や社会性に遅れがあるために、同年代の友達とうまく関わることが苦手なお子さんに対して、適切な社会スキル獲得のための支援(ソーシャル・スキル・トレーニング)を行います。
・言語聴覚士と個別で行う場合と、同年代の児からなる小集団で行う場合があり、お子さんそれぞれの特性に合った支援を行っています。
(1)心理検査
・主に知能検査や発達検査を用いて、知的側面の評価、発達障がいの傾向や得意不得意等の特性の評価を行っています。
・性格傾向や親子関係を把握するために人格検査や親子関係診断検査などを行うこともあります。
(2)カウンセリング
・お子さんへのカウンセリングやプレイセラピー、ご家族へのペアレント・トレーニングを行っています。プレイセラピーは遊びや制作などを通して心理的な問題にアプローチするものです。ペアレント・トレーニングは、親御さんが自分のお子さんへの関わり方を学ぶためのものです。
・不登校、引きこもり、家庭や学校でのトラブル等、様々なことで難しさを感じておられるお子さんやご家族の支援を行っています。
(1)小集団活動
・発達障がいやその傾向があり、外来を利用されるお子さんを対象に、小集団活動を行っています。
(2)地域への訪問について
・隣接する特別支援学校や地域の保育園、幼稚園、学校、事業所等へ訪問し、現状を把握しながら介助・支援方法の提案、環境調整などを行っています。
(3)講師派遣について
・隣接する特別支援学校や養成校並びに市町村等の子育て講座など、依頼を受けた内容について講師の派遣を行っています。