1.賃金 ―現金給与総額は238,743円―
9月の現金給与総額は、規模5人以上で238,743円となった。その名目賃金指数は91.2で前年に比べ1.2%増(うち規模30人以上では260,117円、その名目賃金指数89.4で前年に比べ0.9%増)となった。またその実質賃金指数は87.4で前年に比べ1.6%増(うち規模30人以上では85.7で前年に比べ1.4%増)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は236,963円となった。その名目賃金指数は106.2で前年に比べ1.1%増(うち規模30人以上では258,149円、その名目賃金指数106.1で前年に比べ0.7%増)であった。また、所定内給与は222,275円、その名目賃金指数は105.6で前年に比べ0.4%増(うち規模30人以上は240,369円、その名目賃金指数106.0で前年に比べ0.2%減)となった。
特別に支払われた給与は1,780円(うち規模30人以上では1,968円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は277,296円(うち規模30人以上では296,358円)となり、パートタイム労働者は96,883円(うち規模30人以上では104,781円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は153.0時間―
9月の総労働時間は、規模5人以上で153.0時間となった。その労働時間指数101.6で前年に比べ0.1%増(うち規模30人以上では155.6時間、その労働時間指数101.4で前年に比べ0.4%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は144.0時間となった。その労働時間指数は100.8で前年と同程度(うち規模30人以上では145.2時間、労働時間指数100.5で前年に比べ0.4%減)であった。また、所定外労働時間は9.0時間、その労働時間指数は115.4で前年に比べ2.3%増(うち規模30人以上は10.4時間、その労働時間指数は118.2で前年に比べ13.1%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は168.3時間(うち規模30人以上では168.2時間)となり、パートタイム労働者は96.7時間(うち規模30人以上では101.5時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は183,706人-
9月末の常用労働者数は規模5人以上で183,706人となった。その常用雇用指数は109.7で前年に比べ0.7%増(うち規模30人以上では92,240人、常用雇用指数103.0で前年に比べ0.5%減)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.3%と前年に比べ0.7ポイント減(うち規模30人以上では18.9%で前年に比べ0.3ポイント増)となった。