1.賃金 ―現金給与総額は240,563円―
10月の現金給与総額は、規模5人以上で240,563円となった。その名目賃金指数は91.9で前年に比べ1.4%減(うち規模30人以上では260,116円、その名目賃金指数89.4で前年に比べ0.3%減)となった。またその実質賃金指数は87.2で前年に比べ2.1%減(うち規模30人以上では84.8で前年に比べ1.2%減)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は240,090円となった。その名目賃金指数は107.6で前年に比べ0.4%増(うち規模30人以上では259,845円、その名目賃金指数106.8で前年に比べ1.6%増)であった。
また、所定内給与は225,929円、その名目賃金指数は107.4で前年に比べ0.6%増(うち規模30人以上は241,351円、その名目賃金指数106.4で前年に比べ1.0%増)となった。
特別に支払われた給与は473円(うち規模30人以上では271円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は279,485円(うち規模30人以上では296,324円)となり、パートタイム労働者は96,688円(うち規模30人以上では105,191円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は152.0時間―
10月の総労働時間は、規模5人以上で152.0時間となった。その労働時間指数100.9で前年に比べ0.6%減(うち規模30人以上では155.4時間、その労働時間指数101.3で前年に比べ2.0%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は143.5時間となった。その労働時間指数は100.4で前年に比べ0.1%増(うち規模30人以上では145.4時間、労働時間指数100.6で前年に比べ1.7%増)であった。
また、所定外労働時間は8.5時間、その労働時間指数は109.0で前年に比べ10.5%減(うち規模30人以上は10.0時間、その労働時間指数は113.6で前年に比べ6.4%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は167.3時間(うち規模30人以上では168.1時間)となり、パートタイム労働者は95.8時間(うち規模30人以上では101.2時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は183,776人-
10月末の常用労働者数は規模5人以上で183,776人となった。その常用雇用指数は109.8で前年に比べ1.2%増(うち規模30人以上では92,003人、常用雇用指数102.8で前年に比べ0.2%減)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.2%と前年に比べ0.2ポイント増(うち規模30人以上では19.0%で前年に比べ0.1ポイント増)となった。