1.賃金 ―現金給与総額は490,252円―
12月の現金給与総額は、規模5人以上で490,252円となった。その名目賃金指数は187.3で前年に比べ3.4%減(うち規模30人以上では583,126円、その名目賃金指数200.5で前年に比べ1.2%増)となった。またその実質賃金指数は177.7で前年に比べ4.6%減(うち規模30人以上では190.2で前年に比べ0.1%減)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は240,957円となった。その名目賃金指数は108.0で前年に比べ0.8%増(うち規模30人以上では263,162円、その名目賃金指数108.2で前年に比べ0.8%増)であった。また、所定内給与は224,475円、その名目賃金指数は106.7で前年に比べ0.2%増(うち規模30人以上は242,056円、その名目賃金指数106.7前年と同水準)となった。
特別に支払われた給与は249,295円(うち規模30人以上では319,964円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は589,528円(うち規模30人以上では682,132円)となり、パートタイム労働者は124,523円(うち規模30人以上では150,617円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は151.4時間―
12月の総労働時間は、規模5人以上で151.4時間となった。その労働時間指数100.5で前年に比べ1.4%減(うち規模30人以上では155.0時間、その労働時間指数101.0で前年に比べ0.1%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は142.2時間となった。その労働時間指数は99.5で前年に比べ0.8%減(うち規模30人以上では144.1時間、労働時間指数99.7で前年に比べ0.5%増)であった。また、所定外労働時間は9.2時間、その労働時間指数は117.9で前年に比べ9.0%減(うち規模30人以上は10.9時間、その労働時間指数は123.9で前年に比べ4.3%減)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は165.9時間(うち規模30人以上では166.8時間)となり、パートタイム労働者は97.8時間(うち規模30人以上では103.4時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は184,131人-
12月末の常用労働者数は規模5人以上で184,131人となった。その常用雇用指数は110.0で前年に比べ1.8%増(うち規模30人以上では92,071人、常用雇用指数102.9で前年に比べ0.5%増)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は21.3%と前年に比べ1.1ポイント減(うち規模30人以上では18.6%で前年に比べ0.6ポイント減)となった。