1.賃金 ―現金給与総額は242,819円―
3月の現金給与総額は、規模5人以上で242,819円となった。その名目賃金指数は86.0で前年に比べ0.5%増(うち規模30人以上では261,599円、その名目賃金指数84.2で前年に比べ1.5%減)となった。またその実質賃金指数は85.7で前年に比べ0.2%減(うち規模30人以上では83.9で前年に比べ2.2%減)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は236,800円となった。その名目賃金指数は100.2で前年に比べ1.1%増(うち規模30人以上では258,820円、その名目賃金指数100.7で前年に比べ0.8%減)であった。また、所定内給与は221,959円、その名目賃金指数は99.7で前年に比べ0.9%増(うち規模30人以上は241,132円、その名目賃金指数100.5で前年に比べ0.7%減)となった。
特別に支払われた給与は6,019円(うち規模30人以上では2,779円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は285,081円(うち規模30人以上では296,751円)となり、パートタイム労働者は98,109円(うち規模30人以上では109,239円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は152.1時間―
3月の総労働時間は、規模5人以上で152.1時間となった。その労働時間指数99.6で前年に比べ0.8%減(うち規模30人以上では154.4時間、その労働時間指数100.7で前年に比べ0.9%減)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は142.8時間となった。その労働時間指数は99.2で前年に比べ0.9%減(うち規模30人以上では144.8時間、労働時間指数100.6で前年に比べ0.7%減)であった。また、所定外労働時間は9.3時間、その労働時間指数は105.7で前年に比べ0.8%増(うち規模30人以上は9.6時間、その労働時間指数は102.1で前年に比べ3.2%減)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は168.7時間(うち規模30人以上では166.7時間)となり、パートタイム労働者は95.0時間(うち規模30人以上では101.0時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は183,010人-
3月末の常用労働者数は規模5人以上で183,010人となった。その常用雇用指数は100.6で前年に比べ1.9%増(うち規模30人以上では91,122人、常用雇用指数98.7で前年に比べ1.0%増)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は22.7%と前年に比べ0.8ポイント増(うち規模30人以上では18.7%で前年に比べ0.2ポイント減)となった。