1.賃金 ―現金給与総額は244,292円―
4月の現金給与総額は、規模5人以上で244,292円となった。その名目賃金指数は86.5で前年に比べ2.4%増(うち規模30人以上では269,958円、その名目賃金指数86.9で前年に比べ3.0%増)となった。またその実質賃金指数は86.1で前年に比べ1.9%増(うち規模30人以上では86.5で前年に比べ2.5%増)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は240,414円となった。その名目賃金指数は101.7で前年に比べ1.3%増(うち規模30人以上では264,842円、その名目賃金指数103.0で前年に比べ1.5%増)であった。また、所定内給与は224,234円、その名目賃金指数は100.7で前年に比べ1.0%増(うち規模30人以上は244,734円、その名目賃金指数102.0で前年に比べ1.0%増)となった。
特別に支払われた給与は3,878円(うち規模30人以上では5,116円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は285,717円(うち規模30人以上では304,629円)となり、パートタイム労働者は101,767円(うち規模30人以上では114,387円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は158.3時間―
4月の総労働時間は、規模5人以上で158.3時間となった。その労働時間指数103.7で前年に比べ0.5%増(うち規模30人以上では161.7時間、その労働時間指数105.4で前年に比べ1.2%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は149.0時間となった。その労働時間指数は103.5で前年に比べ0.4%増(うち規模30人以上では151.5時間、労働時間指数105.2で前年に比べ1.2%増)であった。また、所定外労働時間は9.3時間、その労働時間指数は105.7で前年に比べ1.4%減(うち規模30人以上は10.2時間、その労働時間指数は108.5で前年に比べ1.9%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は175.8時間(うち規模30人以上では174.8時間)となり、パートタイム労働者は98.6時間(うち規模30人以上では103.1時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は186,109人-
4月末の常用労働者数は規模5人以上で186,109人となった。その常用雇用指数は102.3で前年に比べ1.9%増(うち規模30人以上では93,559人、常用雇用指数101.3で前年に比べ1.1%増)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は22.5%と前年に比べ1.5ポイント増(うち規模30人以上では18.2%で前年に比べ0.4ポイント減)となった。