「産業廃棄物実態調査」(平成28年度実績)

1 調査概要

 

調査目的

 県内の産業廃棄物の最新の実態を調査し、さらなる排出抑制、リサイクル、適正処理を推進するための基礎資料とする。

調査対象期間

平成28年4月1日から平成29年3月31日までの1年間

調査方法

 県内に所在する約1,500事業所(抽出)を対象に郵送によるアンケート調査を行うとともに、産業廃棄物管理票(マニフェスト)交付等状況報告書や多量排出事業者処理計画実施状況報告等をもとに、県内の産業廃棄物の排出量等を推計した。
  ※マニフェスト交付等状況報告書:廃棄物の委託処理状況(種類や量など)を集計した報告書

2 調査結果

 

排出量等の状況(第1次産業を除く)

・平成28年度の排出量は555千トンであり、がれき類が27千トン、汚泥が11千トン増加したことにより、全体として40千トン増加した。 

排出量の推移


・平成28年度のリサイクル率は75.7%であり、全国平均と比較して高いレベル(76%前後)で推移している。
リサイクル率の推移


 
・最終処分量は、近年横ばいで推移している。
最終処分量の推移



・排出量は、品目別ではがれき類及び汚泥が約6割を占め、業種別では建設業及び製造業が約9割を占めている。
品目別排出量
 
業種別排出量

 

処理の状況(第1次産業を除く)

・排出量約555千トンのうち、リサイクル量は約420千トン、リサイクル率は75.7%となっている。
・中間処理による減量化量は約108千トン、減量化率は19.6%となっている。
・最終処分量は約26千トン、最終処分率は4.7%となっている。    
〔産業廃棄物(第1次産業を除く。)の処理状況〕
処理の状況

3 調査報告書

  

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