1.賃金 ―現金給与総額は248,378円―
5月の現金給与総額は、規模5人以上で248,378円となった。その名目賃金指数は87.9で前年に比べ2.4%増(うち規模30人以上では275,911円、その名目賃金指数88.8で前年に比べ0.9%増)となった。またその実質賃金指数は87.3で前年に比べ1.6%増(うち規模30人以上では88.2で前年に比べ0.1%増)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は238,486円となった。その名目賃金指数は100.9で前年に比べ2.7%増(うち規模30人以上では258,379円、その名目賃金指数100.5で前年に比べ1.0%増)であった。また、所定内給与は224,393円、その名目賃金指数は100.8で前年に比べ2.6%増(うち規模30人以上は240,384円、その名目賃金指数100.2で前年に比べ0.9%増)となった。
特別に支払われた給与は9,892円(うち規模30人以上では17,532円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は290,535円(うち規模30人以上では312,936円)となり、パートタイム労働者は99,494円(うち規模30人以上では109,804円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は147.9時間―
5月の総労働時間は、規模5人以上で147.9時間となった。その労働時間指数96.9で前年に比べ2.3%増(うち規模30人以上では151.3時間、その労働時間指数98.6で前年に比べ2.4%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は139.2時間となった。その労働時間指数は96.7で前年に比べ2.2%増(うち規模30人以上では141.4時間、労働時間指数98.2で前年に比べ2.5%増)であった。また、所定外労働時間は8.7時間、その労働時間指数は98.9で前年に比べ3.2%増(うち規模30人以上は9.9時間、その労働時間指数は105.3で前年に比べ0.8%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は162.7時間(うち規模30人以上では162.2時間)となり、パートタイム労働者は95.4時間(うち規模30人以上では102.1時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は186,194人-
5月末の常用労働者数は規模5人以上で186,194人となった。その常用雇用指数は102.3で前年に比べ1.8%増(うち規模30人以上では94,336人、常用雇用指数102.1で前年に比べ2.1%増)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は22.1%と前年に比べ0.8ポイント増(うち規模30人以上では18.3%で前年に比べ0.8ポイント減)となった。