1.賃金 ―現金給与総額は388,980円―
6月の現金給与総額は、規模5人以上で388,980円となった。その名目賃金指数は137.7で前年に比べ5.7%増(うち規模30人以上では454,924円、その名目賃金指数146.4で前年に比べ2.2%増)となった。またその実質賃金指数は137.0で前年に比べ4.8%増(うち規模30人以上では145.7で前年に比べ1.5%増)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は240,436円となった。その名目賃金指数は101.7で前年に比べ2.3%増(うち規模30人以上では262,470円、その名目賃金指数102.1で前年に比べ0.9%増)であった。また、所定内給与は225,533円、その名目賃金指数は101.3で前年に比べ2.0%増(うち規模30人以上は242,602円、その名目賃金指数101.1で前年に比べ0.1%増)となった。
特別に支払われた給与は148,544円(うち規模30人以上では192,454円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は469,243円(うち規模30人以上では530,535円)となり、パートタイム労働者は104,764円(うち規模30人以上では114,261円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は158.9時間―
6月の総労働時間は、規模5人以上で158.9時間となった。その労働時間指数104.1で前年に比べ1.2%増(うち規模30人以上では161.6時間、その労働時間指数105.3で前年に比べ1.8%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は150.2時間となった。その労働時間指数は104.4で前年に比べ1.2%増(うち規模30人以上では151.9時間、労働時間指数105.5で前年に比べ1.8%増)であった。また、所定外労働時間は8.7時間、その労働時間指数は98.9で前年に比べ0.8%増(うち規模30人以上は9.7時間、その労働時間指数は103.2で前年に比べ3.0%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は175.9時間(うち規模30人以上では174.5時間)となり、パートタイム労働者は98.3時間(うち規模30人以上では104.1時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は185,761人-
6月末の常用労働者数は規模5人以上で185,761人となった。その常用雇用指数は102.1で前年に比べ1.4%増(うち規模30人以上では94,212人、常用雇用指数102.0で前年に比べ2.1%増)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は22.0%と前年に比べ0.3ポイント増(うち規模30人以上では18.2%で前年に比べ1.2ポイント減)となった。