1.賃金 ―現金給与総額は323,866円―
7月の現金給与総額は、規模5人以上で323,866円となった。その名目賃金指数は114.7で前年に比べ3.7%減(うち規模30人以上では361,447円、その名目賃金指数116.3で前年に比べ1.3%増)となった。またその実質賃金指数は114.1で前年に比べ4.6%減(うち規模30人以上では115.7で前年に比べ0.3%増)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は239,907円となった。その名目賃金指数は101.5で前年に比べ0.7%減(うち規模30人以上では259,789円、その名目賃金指数101.1で前年に比べ0.5%増)であった。また、所定内給与は226,234円、その名目賃金指数は101.6で前年に比べ0.9%減(うち規模30人以上は242,194円、その名目賃金指数100.9で前年に比べ0.4%増)となった。
特別に支払われた給与は83,959円(うち規模30人以上では101,658円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は381,779円(うち規模30人以上では411,306円)となり、パートタイム労働者は117,387円(うち規模30人以上では137,972円)となった。
2.労働時間 ―総労働時間は154.1時間―
7月の総労働時間は、規模5人以上で154.1時間となった。その労働時間指数100.9で前年に比べ0.6%増(うち規模30人以上では154.8時間、その労働時間指数100.9で前年に比べ0.1%増)となった。
総労働時間のうち、所定内労働時間は145.3時間となった。その労働時間指数は101.0で前年に比べ0.5%増(うち規模30人以上では145.1時間、労働時間指数100.8で前年に比べ0.2%増)であった。また、所定外労働時間は8.8時間、その労働時間指数は100.0前年に比べ1.9%増(うち規模30人以上は9.7時間、その労働時間指数は103.2で前年に比べ0.9%増)であった。
規模5人以上の総労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は169.8時間(うち規模30人以上では166.2時間)となり、パートタイム労働者は98.3時間(うち規模30人以上では103.2時間)となった。
3.常用雇用 ―労働者数は185,931人-
7月末の常用労働者数は規模5人以上で185,931人となった。その常用雇用指数は102.2で前年に比べ1.4%増(うち規模30人以上では94,113人、常用雇用指数101.9で前年に比べ1.8%増)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は22.0%と前年に比べ1.2ポイント増(うち規模30人以上では18.3%で前年に比べ0.8ポイント減)となった。