令和5年に脱衣所・浴室内で発生し救急搬送された事故は、545件が報告されています。うち、約8割を高齢者(65歳以上)が占め、冬場(12月~3月)に多く発生する傾向があります。
また、入浴中の事故により、県内で毎年100人前後の方が命を落とされており、これは毎年の交通事故死の約4倍に相当するという調査結果もあります。
【出典】鳥取県各消防局からの報告件数を集計
<入浴中の事故を防ぐ6カ条>
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めておきましょう。
(2)お湯は41度以下で、10分以内を目安に長湯をしないよう気をつけましょう。
(3)浴槽から出る時はゆっくり立ち上がりましょう。
(4)浴室内に手すりを設置しましょう。
(5)食事直後・飲酒後・医薬品服用後の入浴は控えましょう。
(6)同居する家族がいる場合はひと声かけてから入浴しましょう。
あんしんトリピーメールによる注意喚起
一般財団法人日本気象協会が発表するヒートショック予報のうち、最も警戒すべき「冷え込み警戒」が発表されている場合に、あんしんトリピーメールを配信しています。
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啓発グッズの配布
※R6年度版のチラシについては準備ができ次第掲載予定です。
各市町村の民生児童委員を通して、高齢者世帯へ啓発グッズとしてマグネットステッカーとチラシを配布しています。
【啓発チラシ】「冬の入浴に注意!!」 (鳥取県健康政策課)