光害(ひかりがい)とは、照明の設置方法や配光が不適切で、景観や周辺環境への配慮が不十分なために起こる、さまざまな影響をいいます。
具体的には、照明器具から出る光が、目的外の方向(特に上方)に漏れたり、周辺環境にそぐわない明るさや色であったり、必要のない時間帯にまで、つきっぱなしであったりすることで起こります。
夜間、人間が安全に活動するために屋外照明は不可欠のものです。照明の適切な使用により、環境への負荷を減らし、美しい星空が見える環境を実現しましょう。
「光害防止啓発パンフレット」(平成29年・環境省)から抜粋
《参考》光害対策ガイドライン(環境省/令和3年3月改訂版)