防災・危機管理情報


光害(ひかりがい)とは何でしょうか?

 光害(ひかりがい)とは、照明の設置方法や配光が不適切で、景観や周辺環境への配慮が不十分なために起こる、さまざまな影響をいいます。
 具体的には、照明器具から出る光が、目的外の方向(特に上方)に漏れたり、周辺環境にそぐわない明るさや色であったり、必要のない時間帯にまで、つきっぱなしであったりすることで起こります。
 夜間、人間が安全に活動するために屋外照明は不可欠のものです。照明の適切な使用により、環境への負荷を減らし、美しい星空が見える環境を実現しましょう。

光害
「光害防止啓発パンフレット」(平成29年・環境省)から抜粋

《参考》光害対策ガイドライン(環境省/令和3年3月改訂版)

 

光害防止の取組

条例では、光害防止のための県の責務や県民等の役割について、定めています。
皆さんも可能な範囲で取り組んでいきましょう。

県の責務
県は、星空環境の保全には、光害の防止が不可欠であることを踏まえ、光害に対する理解を深めるため、教育活動及び学習活動の支援、広報啓発その他必要な措置を講じます。また、県は自ら率先して光害の防止に取り組みます。

市町村の役割
市町村は、自らの事務及び事業による光害の防止に努めるとともに、また、県の実施する光害の防止に関する施策への協力をお願いします。

県民等及び事業者の役割
県民等及び事業者は、光害の防止及び県の実施する光害の防止に関する施策への協力をお願いします。
  

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