1.概況
平成30年1月の鳥取県鉱工業指数(平成22年=100、季節調整済)は、生産指数が前月比1.5%の低下、出荷指数が前月比1.1%の低下、在庫指数が前月比0.9%の上昇となった。生産、出荷は3か月ぶりに低下、在庫は5か月連続で上昇した。
鉱工業指数(平成22年=100)
区分 |
季節調整済指数 |
原指数
|
平成29年12月 |
平成30年1月 |
前月比 |
平成29年1月 |
平成30年1月 |
前年同月比 |
112.1 |
110.4 |
▲1.5% |
104.9 |
111.2 |
6.0% |
97.7 |
96.6 |
▲1.1% |
90.6 |
97.4 |
7.5% |
268.5 |
270.9 |
0.9% |
216.8 |
269.4 |
24.3% |
2.業種別の動向(季節調整済指数)
区分 |
上昇 |
低下 |
上昇に寄与した主な業種 |
前月比 |
低下に寄与した主な業種 |
前月比 |
電子部品・デバイス工業 |
3.2% |
パルプ・紙・紙加工品工業 |
▲15.8% |
食料品・たばこ工業 |
6.9% |
電気機械工業(情報通信含む) |
▲10.7% |
|
|
輸送機械工業 |
▲8.9% |
4業種/13業種 |
9業種/13業種
|
電子部品・デバイス工業 |
3.6% |
パルプ・紙・紙加工品工業 |
▲8.6% |
食料品・たばこ工業 |
5.8% |
電気機械工業(情報通信含む) |
▲7.6% |
|
|
金属製品工業 |
▲12.8% |
3業種/13業種 |
10業種/13業種
|
食料品・たばこ工業 |
7.5% |
電子部品・デバイス工業 |
▲2.4% |
鉄鋼業 |
22.9% |
パルプ・紙・紙加工品工業 |
▲7.0% |
木材・木製品工業 |
8.2% |
|
|
8業種/11業種 |
3業種/11業種
|
3.主要4業種の生産動向(季節調整済指数)
- 電子部品・デバイス工業では、液晶素子などが上昇し、前月比3.2%の上昇となった。
- 電気機械工業(情報通信機械工業を含む)では、その他の電気機械器具、民生用電機機械器具、内燃機関電装品などが低下し、前月比10.7%の低下となった。
- 食料品・たばこ工業では、肉製品、ブロイラー加工品、その他の食料品などが上昇し、前月比6.9%の上昇となった。
- パルプ・紙・紙加工品工業では、印刷用紙などが低下し、前月比15.8%の低下となった。