1.賃金 - 調査産業計のきまって支給する給与が2ヶ月連続で減少 -
2月の現金給与総額は、規模5人以上で229,364円となった。その名目賃金指数は81.2で前年に比べ3.2%減(うち規模30人以上では248,270円、その名目賃金指数79.9で前年に比べ5.1%減)となった。またその実質賃金指数は79.4で前年に比べ5.0%減(うち規模30人以上では78.1で前年に比べて6.9%減)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は228,565円となった。その名目賃金指数は96.7で前年に比べ3.3%減(うち規模30人以上では247,783円、その名目賃金指数96.4で前年に比べ5.3%減)であった。また、所定内給与は215,476円、その名目賃金指数は96.8で前年に比べ2.4%減(うち規模30人以上は230,142円、その名目賃金指数95.9で前年に比べ4.7%減)となった。
特別に支払われた給与は799円(うち規模30人以上では487円)であった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は280,154円(うち規模30人以上では293,242円)となり、パートタイム労働者は89,809円(うち規模30人以上では96,748円)となった。
2 労働時間 - 製造業の所定外労働時間指数が2ヶ月ぶりの減少 -
2月の総労働時間は、規模5人以上で148.0時間となった。その労働時間指数は96.9で前年に比べ1.5%減(うち規模30人以上では151.2時間、その労働時間指数98.6で前年に比べ0.2%減)となった。
総実労働時間のうち、所定内労働時間は138.7時間となった。その労働時間指数は96.4で前年に比べ1.8%減(うち規模30人以上では139.8時間、労働時間指数97.1で前年に比べ1.2%減)であった。また、所定外労働時間は9.3時間、その労働時間指数は105.7で前年に比べ3.3%増(うち規模30人以上は11.4時間、その労働時間指数は121.3で前年に比べ14.0%増)であった。
規模5人以上の総実労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は168.0時間(うち規模30人以上では166.3時間)となり、パートタイム労働者は93.0時間(うち規模30人以上では100.4時間)となった。
3.常用雇用 -調査産業計の常用雇用指数が、3ヶ月連続で減少 -
2月末の常用労働者数は規模5人以上で177,143人となった。その常用雇用指数は98.9で前年に比べ2.2%減(うち規模30人以上では90,889人、常用雇用指数96.6で前年に比べ2.6%減)であった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は26.7%で前年に比べ4.0ポイント増(うち規模30人以上では22.9%で前年に比べ4.5ポイント増)となった。