1.概況
平成30年5月の鳥取県鉱工業指数(平成22年=100、季節調整済)は、生産指数が前月比6.2%の低下、出荷指数が前月比2.7%の低下、在庫指数が前月比5.2%の上昇となった。生産、出荷は2か月ぶりに低下、在庫は3か月ぶりに上昇した。
鉱工業指数(平成22年=100)
区分 |
季節調整済指数 |
原指数
|
平成30年4月 |
平成30年5月 |
前月比 |
平成29年5月 |
平成30年5月 |
前年同月比 |
115.6 |
108.4 |
▲6.2% |
108 |
106.1 |
▲1.8% |
100.7 |
98 |
▲2.7% |
90 |
93.3 |
3.7% |
256.7 |
270 |
5.2% |
206.7 |
256.9 |
24.3% |
2.業種別の動向(季節調整済指数)
区分 |
上昇 |
低下 |
上昇に寄与した主な業種 |
前月比 |
低下に寄与した主な業種 |
前月比 |
パルプ・紙・紙加工品工業 |
25.1% |
電子部品・デバイス工業 |
▲9.6% |
食料品・たばこ工業 |
3.1% |
金属製品工業 |
▲38.9% |
輸送機械工業 |
3.1% |
電気機械工業(情報通信含む) |
▲16.8% |
6業種/13業種 |
7業種/13業種
|
パルプ・紙・紙加工品工業 |
10.6% |
電子部品・デバイス工業 |
▲10.1% |
輸送機械工業 |
8.4% |
金属製品工業 |
▲22.2% |
食料品・たばこ工業 |
3.3% |
一般機械工業 |
▲7.4% |
7業種/13業種 |
6業種/13業種
|
電子部品・デバイス工業 |
7.9% |
木材・木製品工業 |
▲9.6% |
食料品・たばこ工業 |
5.4% |
|
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パルプ・紙・紙加工品工業 |
4.4% |
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8業種/11業種 |
3業種/11業種
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3.主要4業種の生産動向(季節調整済指数)
- 電子部品・デバイス工業では、液晶素子、電子・通信機器用部品などが低下し、前月比9.6%の低下となった。
- 電気機械工業(情報通信機械工業を含む)では、開閉制御装置、端子、内燃機関電装品などが低下し、前月比16.8%の低下となった。
- 食料品・たばこ工業では、冷凍水産食品、生菓子などが上昇し、前月比3.1%の上昇となった。
- パルプ・紙・紙加工品工業では、印刷用紙、板紙などが上昇し、前月比25.1%の上昇となった。