防災・危機管理情報


平成30年6月16日(土)、治山・治水機能、動植物の生息環境、空気の浄化など、森林が果たす重要な役割を知るとともに、森林を良好に保全するために必要な間伐作業を見学・体験、併せて、奥日野五山の一つであり古事記の比婆山伝説の地とされる御墓山の探訪を行いました。
御墓山石碑前で記念写真
間伐作業出発前
森林整備体験の現場である日南町宝谷の八幡山の手前で参加者はヘルメットなどを装着、ふもとから程近い場所で立木の伐採実演を見学し、参加者の中から代表してお一人が実際にチェーンソーを使用した体験をされました。
間伐実演

間伐説明

間伐体験

森林整備体験の後、山頂に向かって出発です。八幡山の山頂には1357年に建立されて鳥取県指定保護文化財になっている印賀宝筐印塔(いんがほうきょういんとう)があります。また、その道の傍らには日野川の源流と流域を守る会が数年前に植樹したツツジを見ることができます。
八幡山登山

八幡山山頂で記念写真

八幡山のふもとに下りて阿毘縁地区に向かい、食事と休憩をとってから鳥取県と島根県の県境近くにある御墓山に移動しました。参加者は二つのグループに分かれて、一つは植物に詳しい講師の解説を聞きながら、一つは鳥などの動物に詳しい講師の解説を聞きながら登山を行いました。

御墓山登山

御墓山(おはかやま)は登山道が片道約1km高低差160m程度と比較的なだらかな行程ですが、途中には小川をまたがないといけなかったり、丸太橋を渡ったり、急な坂もあったりと気をつけないといけない箇所もありました。

御墓山自然解説

頂上で講師を入れ替え、上りとは違った解説を聞きながら下りました。

下り道

当日は好天に恵まれ、参加者は間伐の体験、登山と講師の自然解説など楽しい一日を過ごされました。

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