1 鳥取県が全国をリードしていく令和の時代を県民とともに開くため、速やかに実行可能な事業や防災・減災対策を中心に、積極的に編成することとし、同時に健全な財政運営を堅持する第一歩を踏み出すこととした。
2 具体的には、「安心新時代」「しごと新時代」「ひと新時代」「暮らし新時代」「ふるさと新時代」の5つのチャレンジ項目に沿って、現場の実情を踏まえた施策内容に練り上げた上で、予算編成を行った。
3 公共事業については、近年、自然災害が多発する中、国の「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」の予算も活用し、樹木伐採・河道掘削等緊急対策事業や県営地域ため池総合整備事業など、「安心新時代」関連事業に重点的に配分した。さらには、地域高規格道路網等の整備について国からの追加配分により所要額が確保されるなど、公共事業全体で前年度当初予算対比25.7%増となった。
4 以上の結果、補正予算の総額は313億円となり、肉付け予算としては過去最大規模となった。