1.概況
令和元年5月の鳥取県鉱工業指数(平成27年=100、季節調整済)は、生産指数が前月比0.6%の低下、出荷指数が前月比1.0%の低下、在庫指数が前月比0.3%の上昇となった。生産は3か月連続の低下、出荷は2か月ぶりの低下、在庫は5か月連続で上昇した。
鉱工業指数(平成27年=100)
区分 |
季節調整済指数 |
原指数
|
平成31年4月 |
令和元年5月 |
前月比 |
平成30年5月 |
令和元年5月 |
前年同月比 |
99.1 |
98.5 |
-0.6% |
98 |
93.2 |
-4.9% |
99.2 |
98.2 |
-1% |
98.2 |
89.7 |
-8.7% |
110.4 |
110.7 |
0.3% |
96.1 |
107.8 |
12.2% |
2.業種別の動向(季節調整済指数)
区分 |
上昇 |
低下 |
上昇に寄与した主な業種 |
前月比 |
低下に寄与した主な業種 |
前月比 |
パルプ・紙・紙加工品工業 |
21.9% |
食料品・たばこ工業 |
-7.5% |
輸送機械工業 |
7.3% |
電気・情報通信機械工業 |
-8.5% |
鉄鋼・非鉄金属工業 |
8.5% |
窯業・土石製品工業 |
-14.2% |
3業種/14業種 |
11業種/14業種
|
パルプ・紙・紙加工品工業 |
15.2% |
電気・情報通信機械工業 |
-12.3% |
輸送機械工業 |
7.7% |
食料品・たばこ工業 |
-4% |
木材・木製品工業 |
8.4% |
電子部品・デバイス工業 |
-3.2% |
7業種/14業種 |
7業種/14業種
|
パルプ・紙・紙加工品工業 |
7.2% |
食料品・たばこ工業 |
-7.6% |
電子部品・デバイス工業 |
0.7% |
金属製品工業 |
-4.1% |
ゴム製品工業 |
17.4% |
|
% |
6業種/11業種 |
5業種/11業種
|
3.主要4業種の生産動向(季節調整済指数)
- 食料品・たばこ工業では、冷凍水産物・加工品、肉製品などが低下し、前月比7.5%の低下となった。
- 電子部品・デバイス工業では、コネクタ・スイッチ・リレー、電子・通信機器用部分品などが低下し、前月比0.4%の低下となった。
- 電気・情報通信機械工業では、民生用電気機械器具、開閉制御装置などが低下し、前月比8.5%の低下となった。
- パルプ・紙・紙加工品工業では、印刷用紙、板紙、工業用雑種紙などが上昇し、前月比21.9%の上昇となった。
統計表については、以下のページに平成25年1月以降の各指数(平成27年基準)を掲載していますのでご覧ください。