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令和2年度 第1回研究主任者会

 4月10日に第1回研究主任者会を開催し、小学校23名、中学校11名の研修主任等を対象に講義・演習を行いました。

 本研修会は、中部地区小・中学校における自校の課題解決及び授業力向上、学力向上に向けた全職員の協働的な研究実践の活性化を図ることを目的として、中部版スクラム教育授業の1つとして開催しました。

 前半は、研究主任の役割と校内研究で共有したいことについて講義を行い、子どもの姿を軸に研究主題を設定していくこと、研究仮説を具体的なものにすることで日常の指導や検証の振り返りにつなげていくこと等を確認しました。

 後半は、「授業研究会を日々の実践に生かす方法」、「研究を的確に評価するための成果指標」の2点に関して、各学校での取組について、グループごとに情報交換を行いました。

参加者の感想を紹介します。

○研究主題・ねらいの設定の視点や、日々の実践の具体的方策等、とても参考になった。現状把握→分析→共通実践→振り返り→改善→新たな計画・取組という流れを大切にすること、研究授業も“やりっぱなしにしない”こと、日々の取組へと生かしていくことの重要性を改めて感じた。

○教科の特性上、子どもの姿を数値に置き換えることは難しいけれども、最終板書を画像に残してどの子の発言で授業が深まったかを検証したり、教師の授業改善ポイントをチェックシートで振り返ったりする手法など、取り入れてみたいことがいろいろ学べた。


  

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