防災・危機管理情報


令和4年度「中スク」中部地区小・中学校講師研修会 の振り返り

 今年度の講師研修会は、小学校6校、中学校1校を会場に、エキスパート教員の優れた授業を参観し、研究協議を行いました。研究協議では、エキスパート教員から、本時の学習や普段の授業づくりについてミニ講義をしていただき、参加者は学んだことやこれから授業づくりに生かしたいことを話し合いました。

 昨年度はオンラインでの実施がほとんどでしたが、今年度は実際に授業を参観することで、エキスパート教員の指導、そして子どもたちの学習の様子に直接触れることのできる貴重な時間となりました。授業を公開いただいた先生方、会場校の皆様、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

 

●倉吉市立上灘小学校 令和4年9月9日(金)授業者 松原美紀 教諭

【公開学習】4年 学級活動 「あいさつについて考えよう」

 

【参加者の振り返りより】

  • 日々の積み重ねと、子どもたちがどんなふうに育ってほしいのか、意図をもって指導することの大切さを学んだ。指示やめあてを適切に分かりやすく伝えられるよう、まずは日々、自己を振り返り、改善していこうと思う。

  • 子どもたちの言動に対して担任が意図をもって反応をすることで、担任と子どもの縦のつながりが強くなり、学習の中でできることの幅も広げられることを学んだ。「すごい」とほめるだけでも、子どもたちが育っていくので、発言の大切さや自己肯定感を高めることの大切さにも改めて気づくことができた。

 

上灘小1 上灘小2 上灘小3

 

●琴浦町立浦安小学校 令和4年9月30日(金)授業者 真山健作 教諭

【公開学習】5年 外国語 「 This is my sister. 」

 

【参加者の振り返りより】

  • 実践したくなるような工夫がたくさんあった。児童への前向きな言葉かけ、積極的に学ぼうとする児童の姿、明確な単元目標、活動に対する目標設定の方法などを学んだ。振り返りに対する考え方も参考になった。まず、児童が具体的、積極的に活動できる教材づくりをしていきたい。

 

浦安小1 浦安小2 浦安小3

 

●琴浦町立浦安小学校 令和4年10月4日(火)授業者 谷岡裕子 教諭

【公開学習】6年 国語 「作品の世界をとらえ、自分の考えを書こう」

 

【参加者の振り返りより】

  • 谷岡先生の児童に対する声かけ、板書等は非常に丁寧で分かりやすく簡潔にまとめられていた。このような配慮をすることで、児童は学習に集中でき、学びを深めていくと思った。自分は学習中にただ問いかけることが多いので、発問を通して何をさせるのか、どういう意図をもって児童に発問するのかを意識して授業に取り組んでいきたいと思う。
  • 授業の進め方だけでなく、児童との関わり方も勉強になった。例えば、板書の時には児童の方を見ながら書くなど、小さなことでも児童のことをよく考えておられることが分かった。少数派意見の児童のことをほめる場面もあり、それによって自分が少数派でも自信をもって発表できるのだと思った。話し方や聞き方など、児童の学びの姿勢づくりがしっかりされていると思った。
  • 意見をぶつけさせ、内容を深める方法、反対意見についても考えをしっかり言うことができる力がついていると感じた。短くわかりやすい指示、意見を発表しやすくするための配慮などを取り入れていきたい。

 

 浦安小4 浦安小5 浦安3

 

●倉吉市立成徳小学校 令和4年10月27日(木)授業者 中波優子 教諭

【公開学習】2年 算数 「かけ算(1)」

 

【参加者の振り返りより】

  • 今までの自分の授業を振り返り、声かけ、展開はどうだったか比べることができた。板書や普段の教材研究は、学級経営と結びついていること、子どもたちに「わかった!!」「できた!!」が増えるように授業づくりすることが重要だと思った。
  • 今まで自分がやってきた算数の授業の流れを確認することができた。また、どんな支援が必要なのか、児童が思考を深める発問はどんなものがよいか、授業参観を通して学ぶことができた。協議では、問題把握を明確にするために言葉を確実におさえ、次に同じ問題に当たっても対応できるようにすることが大切だと学んだ。

成徳小1 成徳小2 成徳小3

 

●倉吉市立灘手小学校 令和4年11月9日(水)授業者 江谷晴美 教諭

【公開学習】5年 特別の教科 道徳 「折れたタワー」

 

【参加者の振り返りより】

  • 道徳だけでなく、自分の教科の授業に生かせることがたくさんあった。教師が子どもの発言をすぐに拾って、次の考えや発言を促したり引き出したりすることが大切だと改めて気づいた。子どもたちが今後の生活や学習につなげていけるように意識していきたい。
  • 児童とともに学習のねらいに迫ること、日頃からの児童の理解、それを授業づくりに生かすことの大切さを学んだ。道徳だけにとどまらず、普段の授業や関わりも道徳教育の一環と見なし、エピソードをつなぎ合わせて児童が想起しやすくすることを授業に生かしていきたい。

  灘手1 灘手2 灘手3

 

●湯梨浜町立羽合小学校 令和4年11月29日(火)授業者 由井祥栄 教諭

【公開学習】4年 音楽 「いろいろな音のひびきを感じ取ろう」

 

【参加者の振り返りより】

  • 小学校、中学校とつながるところが多く、系統性が大事だと改めて感じた。授業は人間関係、学級経営の上に成り立っていること、授業の流れが止まらないための準備をすることの大切さを学んだ。協議からは、ねらいを達成するための手だて、教材研究と準備によって児童がより音楽を楽しむことができると学んだ。
  • 優しい穏やかな話し方や表情が音楽の授業には必要なのだと思った。視覚支援、発表ボード、振り返りのワークシート等、やるべきことはたくさんあると改めて思った。
  • 授業からは、工夫を見付けるための声かけ、協議からは「ねらい」を意識した授業展開について学んだ。

羽合1 羽合2 羽合3

 

 

●倉吉市立東中学校 令和4年11月10日(木)授業者 眞山元樹 教諭

【公開学習】1年 数学 「比例・反比例」

 

【参加者の振り返りより】

  • 明確な指示を与えることで、生徒たちが今から何をすればよいのかが分かり、動くことができていた。各時間のめあてによって、子どもたちに任せるのか、教師が教えて確認するのが良いのか、メリハリをつけて授業を考えていきたい。
  • 授業展開のあり方や教師があまり説明しすぎない点、ロイロノートの使い方などが参考になった。協議からは、教え合いをするときの役割分担やジグソー法での指導のあり方を学んだ。押さえる点は押さえるが、必要以上に話しすぎないようにしたい。
  • 生徒が話合いをすることによって、分からない事柄を解決していく姿を作り上げていく大切さが分かった。ICTを使ったときの利点(生徒間の情報共有)がうまく使われていたと思った。生徒の話合いの機会を増やし、ICTの活用を模索していきたい。
  • 生徒への指示の出し方や授業内での生徒との関わり方、ロイロノートの活用法を学んだ。説明の中で、生徒に答えを聞く中でどのような根拠をもたせるのかなど、深い学びのために一つ一つに意味を持たせることを学んだ。

東中1 東中2 東中3

 

 

 

令和4年度中部地区小・中学校講師研修会実施要項ご案内

1 目的

  • エキスパート教員等の授業を参観し、指導力向上につなげる。
  • 講義・研究協議をとおして優れた実践にふれ、自己の指導を振り返り今後の教育実践に
    生かす。

2 対象  参加を希望する中部地区小・中学校の講師

3 内容  授業参観及び研究協議

4 会場及び公開授業について

 

期日

会場校

学年・
公開授業

授業者

開催要項

9月9日(金)

 午後

上灘小学校

4年・
学級活動

松原 美紀 教諭

開催要項
9.9 上灘小

9月30日(金)

 午後

浦安小学校

5年・
外国語

真山 健作 教諭

開催要項
9.30 浦安小

10月4日(火)

 午後

浦安小学校

6年・国語

谷岡 裕子 教諭

開催要項
10.4 浦安小

10月24日(月)

 午後

小鴨小学校

6年・
外国語

平井 さゆり教諭

開催要項
10.24 小鴨小

10月27日(木)

 午後

成徳小学校

2年・算数

中波 優子 教諭

開催要項
10.27 成徳小

11月9日(水)

 午後

灘手小学校

5年・道徳

江谷 晴美 教諭

開催要項
11.9 灘手小

11月29日(火)

 午後

羽合小学校

4年・音楽

由井 祥栄 教諭

開催要項
11.29 羽合小

11月10日(木)

 午後

東中学校

1年・数学

眞山 元樹 教諭

開催要項
11.10 東中

5 研究協議内容について
  授業についての研究協議を中心に行います。(資料等を準備する必要はありません)

6 準備物
  学校で使用している名札、上履き

7 その他

  • 開催要項については、順次、中部教育局のホームページに掲載します。開催日の2週間前
    までに掲載しますので御確認ください。   
  • 新型コロナウィルス感染症対策を十分行った上で開催します。マスクの着用と健康管理を
    お願いします。なお、当日、体調不良や発熱がある方は、無理をせず欠席してください。
    その際の連絡は、中部教育局までお願いします。
  • 新型コロナウィルスの感染状況によっては、研修会の中止、開催方法の変更を行う場合が
    あります。
  • 日時が未定の公開授業については、決まり次第、希望された講師の所属校へ連絡します。
    それにより、変更やキャンセルをされる場合は、所管市町教育委員会を通して連絡して
    ください。
  •  

令和3年度「中スク」中部地区小・中学校講師研修会 の振り返り

令和3年度講師研修会の振り返り

 今年度の講師研修会は、小学校5校、中学校1校を会場に、エキスパート教員の優れた授業を参観し、研究協議を行いました。研究協議では、授業者の先生から、本時の学習や普段の授業づくりについてミニ講義をしていただき、参加者は学んだことや聞きたいことを話し合いました。

 また、浦安小学校と小鴨小学校では、外国語担当者研修会も行い、近隣の学校の担当者同士で協議を行いました。

 オンラインでの開催でしたが、授業者の先生、また会場校の皆様には、貴重な学びの機会を提供していただき、ありがとうございました。

○北栄町立大栄小学校 令和3年9月21日(火)授業者 中川由紀子 教諭

【公開学習】3年 図画工作 「ひもひもワールド」

【参加者の振り返りより】

  • 発問の意図や分かりやすさの重要性、どの場面で扱うのかを含めて授業の構成の仕方を学んだ。また、本時の活動だけではない日頃の取組、学習規律、学力保障、安心して学べる仲間づくりの大切さも感じる授業であった。

  • めあて、この学習のゴールを教師自身がぶれることなく持ち続けることが大切だということである。どれだけ長い時間の活動だったとしても、児童の活動の中に学習で必要な視点が入っているか確認しながら進めていくことが重要だと学んだ。

  • 子ども達が、授業のめあてに沿って活動ができるように、途中に何度かキーワードを入れながら、グループ間で作品を見合うことで、個々の活動がより意欲的に行えていたように思う。めあてをしっかり理解していたからこそ、色や形にこだわって作り、出来上がった作品を各自がしっかり振り返ることができていたのだと思った。明確なめあて、簡潔な指示、支援が大切であるということを学んだ。

 

○湯梨浜町立羽合小学校 令和3年9月24日(金)授業者 由井祥栄 教諭

【公開学習】5年 音楽 「曲想の変化を感じ取ろう」

【参加者の振り返りより】

  • 授業の流し方や子どもへの声かけなど参考になった。また、日ごろ疑問に思っていることなども聞けてよかった。

  • (学んだこと)単元を見通して学習計画を考えること、楽しみながら学習する中にも、おさえるべきところはきちんとおさえるところ。

  • (自己の授業改善のポイント)興味をひく授業展開の工夫や、単元を見通して学習計画を考えることなど、レベルアップしていきたい。

 

○琴浦町立浦安小学校 令和3年9月30日(木)授業者 真山健作 教諭

【公開学習】6年 外国語 「What did you do last weekend?」

【参加者の振り返りより】

  • 児童目線で先生が授業を進めておられた点が印象的だった。教える側が「これを教えよう」ではなくて、児童が「これが言いたい、これを伝えたい」という思いを大切にされて、児童の発言・思いを先生がしっかり汲み取り、児童の発言・思いから授業を作りあげておられるのを感じた。

  • 外国語支援員との掛け合いがとても自然で、2人の会話の間や、やり取り自体が子どもたちへのよいデモンストレーションになっていると感じた。また、教科書にあるから…ではなく、必然性を持たせたゴールイメージが観ているこちらにも明確に伝わって来た。

  • 外国語支援員との連携を見つめ直してみようと思う。今回の研修会で学んだことを共有し、子どもの主体性を引き出す仕掛けを一緒に模索する体制をつくっていく。

 

○琴浦町立浦安小学校 令和3年10月6日(水)授業者 谷岡裕子 教諭

【公開学習】5年 国語 「物語の全体像をとらえ、考えたことを伝え合おう」

【参加者の振り返りより】

  • 授業のねらいや要点を明確にすること、発問はシンプルに短く分かりやすく、発問・指示・作業をワンセットにして授業を構成すること、大きくこの3点がとても参考になった。

  • これまでの学習が積み上がり、生かされている学級の授業が参観できた。また、分析批評など、知らなかった教材研究の方法を知ることができ、今後に生かしていこうと思った。

  • 発問ややることを明確に、簡潔に提示していけるようにしていきたいと思った。そのためには、言葉を選んで、短くまとまったことを言えるようにしていきたい。

   

○倉吉市立小鴨小学校 令和3年10月25日(月)授業者 平井さゆり 教諭

【公開学習】5年 外国語 「This is my sister.

【参加者の振り返りより】

  • speaking , listeningに重点を置き、児童間のコミュニケーションを基に丁寧な質問によって確認をし、繰り返すことでその定着を図るといった一連の流れについて学んだ。

  • 評価を児童と共有することで、評価に対して児童自身が明確なアプローチが出来ること、アクティビティに入る前の細かな配慮、教師が軌道修正するタイミングなどとても参考になった。

  • これまで以上に話す人をみんなで支える学習やクラスにしていくこと。また、ロイロノートを使って言えているかを自分自身でチェックできる学習も取り入れてみようと思う。

   

○倉吉市立東中学校 令和3年11月16日(火)授業者 眞山元樹 教諭

【公開学習】1年 数学 「平面図形」

【参加者の振り返りより】

  • 生徒同士での関わりから学びを得るために、すぐに教員が介入しすぎず、個人やペアでの時間をとりたいと思った。また、授業のテンポを良くするために時間設定をしたり、流れやゴール、ポイントを伝えたりして、全体が統一して授業に臨めるようにしたいと思った。

  • 知識的に内容を教える場合でも、生徒に読ませる、説明させる、話合いをさせるなど、生徒が受動的にならないようにしていきたい。眞山先生のように子どもにまかせながらも、子どもが受け身にならない、ぼーっとする時間を与えないような授業展開を考えていきたいです。挑戦を意識して、失敗も学びである気持ちを大切にしていこうと思う。

  • 毎時間1分でもいいから生徒同士で会話をする場面を設定する。生徒が自分たちで考えてできたのだと満足する場面を作ってあげたい。また、記憶に残る伝え方、話し方ができるようにしたいと思う。

   

令和3年度中部地区小・中学校講師研修会の実施要項及び開催要項ご案内

「中部版スクラム教育事業」

令和3年度中部地区小・中学校講師研修会実施要項

1 目的

 ○ エキスパート教員の授業を参観し、指導力向上につなげる。

 ○ 講義・研究協議をとおして優れた実践にふれ、自己の指導を振り返り今後の教育実践に生かす。

2 対象  参加を希望する中部地区小・中学校の講師

3 内容  授業参観及び研究協議

4 会場及び公開授業について

期日

会場校

学年・
公開授業

授業者

開催要項

9月21日(火)午後

大栄小学校

3年・
図画工作

中川 由紀子教諭

開催要項9.21大栄小

9月24日(金)午後

羽合小学校

5年・音楽

由井 祥栄 教諭

開催要項9.24羽合小

9月30日(木)午後

浦安小学校

6年・外国語

真山 健作 教諭

開催要項9.30浦安小

10月6日(水)午後

浦安小学校

5年・国語

谷岡 裕子 教諭

開催要項10.6浦安小

10月25日(月)午後

小鴨小学校

5年・外国語

平井 さゆり教諭

開催要項10.25小鴨小

11月16日(火)午後

東中学校

数学

眞山 元樹 教諭

開催要項11.16東中

令和2年度「中スク」中部地区小・中学校講師研修会

令和2年度講師研修会 のふり返り

 今年度の講師研修会は、小学校5校、中学校3校を会場に、中部地区のエキスパート教員の優れた授業を参観し、研究協議を行いました。

 研究協議では、冒頭、本時の学習や普段の授業づくりについてのミニ講義を設定し、授業者の先生から、授業づくりや教師としての在り方について指導・助言をしていただきました。参加者は、授業参観や講義から学んだこと、気づいたこと等について、自らの実践をふり返りながら協議を行い、話合いを通して学びを深めることができました。

 このコロナ禍の中、貴重な学びの場を提供していただいた、会場校の皆様、授業者の先生方には本当にありがとうございました。

○浦安小学校 令和2年10月6日(火)授業者 谷岡 裕子 教諭

【公開学習】2年 国語「読んで考えたことを話そう(どうぶつ園のじゅうい)」

【参加者のふり返りより】

  • 児童観の重要性を改めて感じた。教師本位ではなく、児童の実態に合わせて発問内容、切り返しやゆさぶりを入れることで、子ども達が生き生きとした授業づくりができるということを学んだ。
  • 児童の発言をとりあげる時、途中で言葉をはさまないことや、意見が長い時はもう少し短く言わせたり、違う言葉で話させたりすることが参考になった。最後まで言い切らせたり、同じ考えでも言わせたりすることで、児童の発表する力が身につくということを感じた。

○羽合小学校 令和2年11月2日(月)授業者 平井 さゆり 教諭

【公開学習】6年 外国語 「What did you do last weekend?(週末の出来事)」

【参加者のふり返りより】

  • 平井先生の、児童の様子を見たり会話を聞いたりしている時のリアクション(表情、うなずき等)が、子ども達の見本になっていると感じた。
  • 授業に関する掲示物(単語やヒントになる表現等)がたくさんあり、Activityに取り組む上で児童の学びの助けになっていた。
  • 児童にゴールをきちんと伝えて学習を進めるためにも、『単元丸ごと教材研究』に取り組んで、内容の濃い授業づくりをすることが大切だと感じた。

○成徳小学校 令和2年11月13日(金)授業者 中波 優子 教諭

【公開学習】2年 算数 「かけ算(2)」

【参加者のふり返りより】

  • 子どもたちが生き生きと学習している姿を見て、普段の学級経営がいかに大切かが分かった。教師があらかじめ児童の考えを予想しておくのは必要だが、予想外の考えが出た時にどう切り返すかが大切であり、これから切り返しの力を身に付けていきたい。
  • 児童の発言を生かしながら、意図的指名により思考が深まるように授業が構成されていた。また、『他の人には式を言ってもらいます』と事前の予告をすることで、児童がより意識して友達の話を聞いたり、発言の意図をくみ取ろう、考えよう、としていたことが参考になった。

○東中学校 令和2年11月17日(火)授業者 眞山 元樹 教諭

【公開学習】3年 数学 「図形と相似」

【参加者のふり返りより】

  • 対話を仕組むことの大切さを学んだ。今までは書くことで定着すると考えていたが、生徒が説明する機会を多く設定することで、対話によって定着させる方法もあるのだと感じた。
  • 生徒に対話や説明をさせる必然性を生む仕掛け(ジグソーで役割分担する等)や、話合いを行う上での大事な視点を持たせることで、生徒が主体的に学習に取り組む力を引き出しているということを学んだ。

○湯梨浜中学校 令和2年11月19日(木)授業者 山下 有司 教諭

【公開学習】3年 数学 「図形と相似」

【参加者のふり返りより】

  • すべての生徒が自分で考え活動できるようにするための学習課題の作り方や、課題達成の仕組みを知ることができた。また、協同学習の視点から、その活動を行う意義や、その場面で生徒がどのような発言をすると良いのか、といったことも意識して授業づくりをする必要性を感じた。
  • 教師が生徒に声をかけすぎず、生徒自身が主体的に課題に取り組み、答えや考えを導き出せるような活動を、授業の中に取り入れていきたい。

○羽合小学校 令和2年11月24日(火)授業者 由井 祥栄 教諭

【公開学習】4年 音楽 「せんりつの重なりを感じ取ろう」

【参加者のふり返りより】

  • 子どもの発言の引き出し方や授業の流し方、音楽要素へのつなげ方などが参考になった。『音楽の楽しさ』を感じさせる授業は大切だと改めて感じさせられた。
  • 教材研究がいかに大切かを学んだ。単元を見通して授業を組み立てることや、教材の準備や工夫をはじめとした1時間の授業の作り方を考えながら教材研究をしたい。

○東中学校 令和2年12月3日(木)授業者 鳥飼 利絵 教諭

【公開学習】1年 英語 「Program 8 : Origami」

 →外国語担当者研修会と兼ねて開催しました。(会の詳細は外国語担当者研修会のページを

      ご参照ください)

○河北小学校 令和2年12月8日(火)授業者 矢田 憲子 教諭

【公開学習】1年 自立活動 「絵を見て状況や気持ちを考えよう」

【参加者のふり返りより】

  • 児童に合った目標を達成するための手立てがたくさん授業の中に組み込まれていた。自分の思いを伝えるための言語化を、児童自身の体験や言葉からピックアップし、説明につなげていたことが大変勉強になった。
  • もう一度、自立活動の項目をふり返り、自分の学級の児童に必要なことを考えたいと思った。経験や感覚で取り組む内容を決めるのではなく、活動の根拠を整理して『正のスパイラル』を作っていくために活用したい。
  • 授業の組み立てには、的確な実態把握が大切だと改めて感じた。『指導自体がアセスメント』という言葉を大事にしたい。


  

令和2年度「中スク」中部地区小・中学校講師研修会 開催要項

本研修会は、「中部版スクラム教育」事業(「中スク」と略す)の取組です。

◆10月6日(水)から12月8日(火)にかけて、8会場にて実施します。

【実施要項】R2講師研修会.pdf(151KB)
◆各会場の開催要項は、開催の2週間前には以下の一覧に加えて掲載します。各自が確認し、
 必要な準備をしてください。 
◆追加で参加を希望する場合は、開催日の2日前までに、学校長、地教委を通して中部教育
 局へ連絡してください。

●充実した研修とするためには、次のことが大切です。
 (1)「自分ならどのような授業をするか」、自分なりの授業の構想を描いておくこと。
 (2)「研修を通して何を学びたいか」、目的意識を明確にしておくこと。

研修会一覧

期日 会場 教科 開催要項
10月 6日(火) 浦安小学校 国語(2年)

開催要項【10.6浦安小】

.pdf(126KB)

11月 2日(月) 羽合小学校 外国語(6年)

開催要項【11.2羽合小】

.pdf(133KB)

11月13日(金) 成徳小学校 算数(2年)

開催要項【11.13成徳小】

.pdf(127KB)           

駐車場について.pdf(399KB)

11月17日(火) 東中学校 数学(3年)

開催要項【11.17東中】

.pdf(128KB)

11月19日(木) 湯梨浜中学校 数学(3年)

 開催要項【11.19湯梨浜

中】.pdf(128KB)

11月24日(火) 羽合小学校 音楽(4年)

開催要項【11.24羽合小】

.pdf(125KB)

12月 3日(木) 東中学校  英語(1年)

開催要項【12.3東中】

.pdf(133KB)

12月 8日(火) 河北小学校 特別支援

開催要項【12.8河北小】

.pdf(125KB)

   
       
     

※「中部版スクラム教育事業」とは、中部地区の5市町教育委員会、小学校長会、中学校長会、高等学校課、中部教育局がスクラムを組み、中部地区の教育課題解決に向けて取り組む事業です。


  

令和元年度「中スク」第2回中部地区小・中学校講師研修会

第2回講師研修会 の振り返り

 第2回講師研修会は、小学校5校、中学校6校を会場に、エキスパート教員等の優れた授業を参観し、研究協議を行いました。

 参加者は、第1回講師研修会で学んだ「信頼関係づくりの視点」と「教科指導の視点」を意識しながら授業を参観しました。参観後、授業者によるミニ講義を行い、「信頼関係づくり」と「授業づくり」について学びを深めました。

○浦安小学校 令和元年10月2日(水)授業者 谷岡裕子 教諭

【公開学習】1年 国語「おはなしをよもう」

 登場人物の言動から、物語の内容を想像する学習でした。児童は、登場人物の気持ちを、叙述をもとに考えたり、友達の考えを聞いたりして学びを深めていきました。発問の工夫やテンポの良さ、子どもたち一人一人に丁寧に寄り添う姿の大切さなど学ぶべきことが多い授業でした。

【ふり返りシートより抜粋】

  • 子どもたち一人一人を認め、居場所をつくる授業づくり、教室づくりをするために、一人一人に声をかけることや、授業の中で全員が「できた」と思える活動の工夫をすることが必要であることを学んだ。
  • 谷岡先生が、子どもの肩を軽く「トントン」とたたき、子どもを励まし、認めておられるのを見て自分も取り入れたいと思った。

○大栄中学校 令和元年10月15日(火)授業者 妻由 愛 教諭

【公開学習】1年 保健体育 球技「ソフトボール」

 「ソフトボール」の基本的な技能を発展させて,仲間と連携しゲームが展開できるようにすることをねらった授業でした。生徒は、チームで声をかけ合ったり話し合ったりしながら、どこへ送球するのが良いかを考え意欲的に活動しました。適切な支援をするためには、教師が生徒一人一人の状況を把握することが大切であると感じる授業でした。

【ふり返りシートより抜粋】

  • 生徒が書いたワークシートの内容を大切にして授業づくりをすること、教師があまりしゃべらず、生徒の活動時間を確保することの大切さを学んだ。
  • 常に教師の「本気」を伝え、「目を見て話す」「小さな声を必ず拾う」ことを意識した授業づくり、学級経営をしていきたいと感じた。

○湯梨浜中学校 令和元年10月17日(木)授業者 山下 有司 教諭

【公開学習】3年 数学 「図形と相似」

 図形の相似比を活用して、対応する線分の長さや角度の大きさを求める学習でした。生徒は、既習の内容を基に自分なりの考えを持ち、グループで自分の考えを伝え合い、学びを深めました。ねらいに迫る発問の工夫、ICTの活用等、生徒が主体的に取り組むための工夫が多く見られた授業でした。

【ふり返りシートより抜粋】

  • 生徒の実態に合わせ、ねらいと活動内容に一貫性をもたせた授業づくりを行っていくことの大切さを学びました。
  • 教師が説明や解説をしすぎず、生徒が主体的に学習に取り組む時間を十分確保できる授業づくりに努めたいと感じた。

○東中学校 令和元年10月18日(金)授業者 山根 晃治 教諭

【公開学習】1年 英語 「Program 6 由紀のイギリス旅行」

 教科書を読んでその内容を理解し、3人の登場人物の会話を、ジェスチャーを交えて音読する学習でした。生徒は、正しい発音を意識しながら英語でのやり取りを楽しんでいました。生徒が積極的にやり取りできるようにするための工夫や自力で発言できるようにするための発問の工夫がある授業でした。

【ふり返りシートより抜粋】

  • 教師自身がモデルとなって英語を使う姿(会話を拾う、発言を繰り返す、聞き返すなど)を見せることの大切さを学んだ。
  • 生徒に自信を持たせるために、生徒の姿をよく見て、できたことや良いところをしっかりほめることが大切だと感じた。

○西中学校 令和元年10月18日(金)授業者 小谷 孝 教諭

【公開学習】2年 理科 「天気の変化『地球をめぐる水』」

 地球上の水が姿を変えながら循環していることを、自分の言葉で説明する学習でした。生徒は、自分が水になったと想定し、水の循環を体験することで、水の変化に気づき、その気づきをグループで図にまとめ理解を深めていました。生徒の興味・関心を引き出したり、理解を深めたりするためにICTを効果的に活用した授業でした。

【ふり返りシートより抜粋】

  • 生徒に興味・関心を持たせる授業にするために、わかりやすい指示、プレゼンテーション、ワークシートの活用などの工夫が大切なことを学んだ。
  • 体験を取り入れたり、課題設定を工夫したりして、生徒にとって参加度100%になるような授業づくりが大切だと分かった。

○河北小学校 令和元年10月29日(火)授業者 矢田 憲子 教諭

【公開学習】5年 自立活動 「漢字の覚え方を工夫しよう」

 漢字のパーツを意識して、覚え方を考えたり、手や指先をコントロールする力を身に付けたりする自立活動の学習でした。児童は、補助具を使って点つなぎのプリントに取り組んだり、漢字の覚え方を自分で考えたりしながら学習を進めました。児童の実態に合わせて、活動内容が設定されており、児童が目的意識をもって意欲的に取り組むことができる授業でした。

【ふり返りシートより抜粋】

  • 「させたいこと」を確実にさせるためにサンドイッチ方式(「ほめる」→「させる」→「ほめる」)を実践に取り入れ、児童に力をつけていきたい。
  • 矢田先生のように、引き出し(声かけの言葉や教材など)を増やし、児童の実態に合った支援ができるようになりたい。

○成徳小学校 令和元年11月14日(木)授業者 中波 優子 教諭

【公開学習】4年 算数  「がい数とその計算」

 四捨五入の意味から、「以上」「未満」「以下」を使って概数の範囲を表す学習でした。児童は、数直線を使いながら、どのように概数を表せばよいかを学習しました。学習のねらいに迫る発問や、間違いを大切にする授業の進め方で、児童が意欲的に取り組むことのできるよう工夫された授業でした。

【ふり返りシートより抜粋】

  • 子どもたちの人間性を育てていくために、算数の学習を通して、間違いを受け入れ、共有し、みんなで考えていける学級にしていきたい。
  • 自分が担任している低学年は、まだまだ自分の考えをうまく伝えることができない。だからこそ友達と学習す意義があると感じた。友達とかかわることで、児童が理解を深めていけるような授業づくりをしていきたい。

○東伯中学校 令和元年11月14日(木)授業者 田村 公顕 教諭

【公開学習】1年 社会 「ヨーロッパ州」

 ヨーロッパ諸国が、EUとしてまとまることになった要因を資料に基づき考察し理解を深めていきました。生徒は、「今日の課題」に対する自分の予想を立て、全体で共有した後、資料を基にグループ学習を進めました。授業の流れが明確で、生徒が見通しをもって取り組むことができていました。また、本時のねらいに迫る課題が設定されていたため、生徒が意欲的に取り組むことができる授業でした。

【ふり返りシートより抜粋】

  • グループでの学習において、自分が考えたことを人に伝える、そして、聞いたことを自分の考えに生かすことの大切さを学んだ。
  • 自分が大切にされているという思いを生徒にもたせることが自己肯定感を育むことにつながるということを学んだ。
  • 「小さなできる」を積み重ねて「みんなができる」という授業につなげたい。

○羽合小学校 令和元年11月18日(月)授業者 由井 祥栄 教諭

【公開学習】3年 音楽 「いろいろな音のひびきをかんじとろう」

 金管楽器の音色の違いや旋律に関心をもちながら聴き、その面白さを感じとる「鑑賞」の学習でした。児童は、ホルンとトランペットの音色の特徴を言葉や体を使って表現することで、音色の特徴をとらえていました。鑑賞のポイントを示すことで音楽的要素を仕組み、曲想の特徴などを意識しながら聴くことができるように工夫された授業でした。

【ふり返りシートより抜粋】

  • 教材研究がいかに大切かを学んだ。単元を見通して授業を組み立てることや、1時間の授業の中で子どもがどんな反応をするかを考えながら教材研究をしたい。
  • 児童に寄り添った支援や声かけについて学ぶことができた。
  • 音楽的要素、曲想など、押さえるべきポイントをしっかり押さえられた授業だったので、授業づくりの参考になった。

○北条中学校 令和元年11月19日(火)授業者 中尾 智則 教諭

【公開学習】2年 国語 「平家物語」

 古文を音読し、古典の世界に触れる学習でした。生徒は、「侍は本当にかっこいいか?」という問いに対して、自分の立場を決めて、なぜそう考えたのか、根拠を基に、友達と伝え合いました。単元を通して身に付けさせたい力が意識された授業でした。

  • 単元を通して生徒と学んでいくことを共有することの大切さや、視覚的な教材がいかに有効かについて学んだ。
  • 単元構成を考える段階で、ゴールを決めてそこに到達するためにどんな手順を踏んで1時間を考えるか、ということが大切だと感じた。
  • 生徒が興味関心を持てるような授業づくりに取り組んでいきたい。

○羽合小学校 令和元年12月3日(月)授業者 平井 さゆり 教諭

【公開学習】5年 外国語 「What do you have on Monday?(学校生活・教科・職業)

 夢を叶える時間割を紹介しながら、友達と積極的にコミュニケーションを図ろうとする学習でした。児童は、夢を叶えるための時間割を紹介し合うことを通して、自分の本当の気持ちを伝え合いました。児童の「伝えたい」「聞きたい」という気持ちを大切にした授業で、児童が主体的に取り組んでいました。

【ふり返りシートより抜粋】

  • クラスルームイングリッシュにあふれていて、児童が楽しそうに学んでいた。
  • 児童を困らせないようにする支援が多くあったので、真似したい。
  • 児童が取り組んでみたいと思える課題設定、安心感をもって学べる工夫があったので、学校でもぜひ実践したい。


「中部版スクラム教育事業」令和元年度小・中学校講師研修会開催要項

本研修会は、「中部版スクラム教育」事業(「中スク」と略す)の取組です。

◆10月2日(水)から12月2日(月)にかけて、11会場(午後開催)で実施します。

実施要項.pdf(2019年9月18日 10時15分 更新 54KB
◆各会場の開催要項は、開催の2週間前には以下の一覧に加えて掲載します。各自が確認し、
 必要な準備をしてください。 
◆追加で参加を希望する場合は、開催日の2日前までに、学校長、地教委を通して中部教育
 局へ連絡してください。

●充実した研修とするためには、次のことが大切です。
 (1)「自分ならどのような授業をするか」、自分なりの授業の構想を描いておくこと。
 (2)「研修を通して何を学びたいか」、目的意識を明確にしておくこと。

研修会一覧

期日 会場 教科 開催要項
10月 2日(水) 浦安小学校 国語(1年)

開催要項(浦安小).pdf

(9月18日 10時20分 更新 )

10月15日(火) 大栄中学校 保健体育(1年) 開催要項(大栄中).pdf
9月30日 19時37分 更新
10月17日(木) 湯梨浜中学校 数学(3年)

開催要項(湯梨浜中).pdf

10月2日 11時54分 更新

10月18日(金) 西中学校 理科(2年)

開催要項(西中).pdf

10月2日 11時55分 更新

10月18日(金) 東中学校 英語(1年)

開催要項(東中).pdf

10月2日 11時56分 更新

10月29日(火) 河北小学校 自立活動

開催要項(河北小).pdf

10月16日 13時39分 更新 

11月14日(木) 成徳小学校

算数(4年)

開催要項(成徳小学校).pdf

10月31日 17時36分 更新 68KB

11月14日(木) 東伯中学校 社会(1年)

開催要項(東伯中).pdf

11月18日(月) 羽合小学校 音楽(3年) 開催要項(羽合小).pdf
11月19日(火) 北条中学校 国語(2年)

開催要項(北条中).pdf

10月23日 15時55分 更新 

12月 2日(月) 羽合小学校 外国語(5年) 開催要項(羽合小).pdf

※「中部版スクラム教育事業」とは、中部地区の5市町教育委員会、小学校長会、中学校長会、高等学校課、中部教育局がスクラムを組み、中部地区の教育課題解決に向けて取り組む事業です。

  

「中スク」平成30年度第2回中部地区小・中学校講師研修会

第2回講師研修会では、小・中学校合わせて9校を会場に、授業公開・研究協議を行いました。

本研修会は、中部地区に勤務する小・中学校講師がエキスパート教員等の授業を参観することで優れた実践にふれ、指導力の向上につなげること、講義・研究協議をとおして、自己の指導を振り返り、今後の教育実践に生かすことをねらいとしています。

参加者は、第1回講師研修会で学んだ「特別支援教育の視点」と、授業者があらかじめ示した「教科指導の視点」とを意識しながら授業を参観し、研究協議を行いました。

研究協議では、授業者によるミニ講義の後に、参加者一人一人が、授業での学びや、今後の実践に生かすことを伝え合い共有しました。この研修をとおして、明日からの取組を考えるよい機会となりました。 


北溟中学校 平成30年10月23日(火)授業者 山下 有司 教諭

 【公開学習】2年 数学「図形の調べ方」

 多角形の角度を求める学習でした。生徒は、3種類のワークシートを活用しながら、個からグループ、そして全体へと自分の考えを説明し合い、学びを深めました。生徒の思考を促すためには、教材研究の充実、発問の工夫が大切であると学びました。

~ふり返りシートより抜粋~

・子どもたちが主体的に考えられるようなワークシートの活用、相手に伝えることの難しさと重要性、また、伝えるための手立てについて学びました。

・教師が一方的にしゃべるのではなく、生徒がインプット、アウトプットを行えるような授業づくりをしなければならないと感じました。

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赤碕中学校 平成30年10月29日(月) 授業者 小前 由 教諭、尾西 美弥子 教頭

【公開学習】1年 音楽「曲想と音楽の構造などの関わりを意識して、混声合唱を楽しもう」

文化祭の課題曲、自由曲である混声合唱に取り組む学習でした。全体の響きのレベルを上げるためには、授業者が個々の生徒の歌声を聴いたり、適切な評価言を入れたりすることが大切であると学びました。 

~ふり返りシートより抜粋~

・具体的なイメージをもたせるための言葉による支援(声の大きさを「大山」「富士山」「エベレスト」と表すなど)で子どもたちの歌声が変わることを学びました。

・生徒を授業に引き込でいくためには、先生方の声のトーンを場によって変えることが有効だと学ぶことができました。

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羽合小学校 平成30年11月1日(木)授業者 平井 さゆり 教諭

【公開学習】6年 外国語「What time do you get up ?一日の生活を紹介しよう

 単元をとおして十分に慣れ親しんだ生活や時刻を表す表現を使って、「My Special Sunday」を友だちに伝え合う学習でした。児童がピクチャーカードを手がかりに楽しんでコミュニケーションを図る様子から、学習指導はもちろん、学級経営の大切さについても学びました。

~ふり返りシートより抜粋~

・間違えてもよい雰囲気や、「困っていたら友だちが助けてくれる」という安心感のある雰囲気が大切であると学びました。

・ミニ講義から、教師自身が英語を学び続けることの大切さを感じました。

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成徳小学校 平成30年11月6日(火)授業者 中波 優子 教諭

【公開学習】4年 算数「どんな計算になるのかな」 

 問題文から、立式・計算し、その根拠を言葉や図などを用いて説明する学習でした。授業の質を高めるためには、数多くの問題に取り組ませること、話し合い(トリオトーク)を意図的に取り入れることが大切であると学びました。

~ふり返りシートより抜粋~

・トリオでの話し合いは、話す人、聞く人の固定化を防ぎ、話し合いが活発になることが分かりました。

・児童の実態に合わせた発問や問題の提示の仕方が大切だと感じました。

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浦安小学校 平成30年11月13日(火)授業者 谷岡 裕子 教諭


【公開学習】1年 国語「のりもののことをしらべよう」

言葉を手掛かりにしながら、説明文を読み取る学習でした。児童が意欲をもって学習するためには、活動を明確にしたり、テンポよく授業を展開したりすることが大切であると学びました。 

~ふり返りシートより抜粋~

・教師が言葉にこだわり理解させていくこと、さらには無駄のない発問をすることで児童が意欲的に学べるのだと分かりました。

・教師の分かりやすい指示、すきまのない流れ、教師の微笑み、適切な評価を入れることの大切さを学びました。

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河北中学校 平成30年11月19日(月)授業者 明里 祐輔 教諭

【公開学習】2年 社会「人々からみた富国強兵と文明開化」 

「徴兵制」「地租改正」「学制」について、近代国家づくりの視点から多面的・多角的に考察していく学習でした。生徒が自発的に考え、話し合うためには、単元を見通した深い教材研究をすること、そして発問を工夫することが大切であると学びました。 

~ふり返りシートより抜粋~

・単元を見通した教材研究をすることが生徒の深い学びにつながるということが分かりました。

・教科書を読むだけでは解決できないような発問や、今の自分と関わりをもたせるような発問が、生徒の学びたい意欲を掻き立てるのだと知りました。

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東中学校 平成30年11月27日(火)授業者 嶋田 武弘 教諭

【公開学習】3年 理科「地球とその外側の世界」 

太陽系の構造を理解する学習でした。クラス全体で協力しながら、学びを深めるためには、教師自身が単元を通して生徒にどんな力をつけさせたいかを明確にしておくことが大切だと学びました。

~ふり返りシートより抜粋~

・授業では、クラス全員が1つの課題に向かって考え、議論する様子を見ることができました。

・単元で生徒にどんな力をつけたいかという明確なゴールイメージをもつこと、生徒自身が自らの成長を実感できるような授業を展開することが大切だと感じました。

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西郷小学校 平成30年11月30日(金)授業者 吉田 紀子 教諭

【公開学習】5年 音楽「日本と世界の音楽に親しもう」 
 
音楽づくりの学習でした。想いや意図をもって、まとまりのある旋律をつくるためには、音を表現するための教具や教材を準備すること、適切な評価言とアドバイスを入れることが有効であると学びました。

~ふり返りシートより抜粋~

・主体的に子どもたちが学ぶためには、自分で想いをもって選択させることが大事だと実感しました。

・表現が豊かになるための工夫(音楽的要素を取り入れた常時活動、グロッケン、掲示の仕方、教師の発問と声かけなど)を数多く学ぶことができました。

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北条中学校 平成30年12月3日(月)授業者 荒木 友菜 教諭

【公開学習】3年 保健体育「器械運動」(マット運動) 

マット運動(シンクロマット演技)を仲間と関わり合いながら作り上げる学習でした。よい演技を作ろうと主体的に話し合う姿から、生徒の自主性を大切にすること、活動しやすい場の設定をすることが大切であると学びました。 

~ふり返りシートより抜粋~

・シンクロマット演技を初めて参観しました。安全面に配慮しながら、ぜひ自校でも取り入れてみたいです。

・教師の目配り、手助け、声かけなど、授業づくりの工夫に加えて、子どもを見取る観察力が大切だと学ぶことができました。

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【中スク】平成30年度第1回中部地区小・中学校講師研修会

6月15日(金)に、第1回講師研修会を行いました。この研修会は、中部地区の小・中学校講師を対象に、教育実践上の課題についての研修や授業づくりについての研修を行うことで、講師の指導力向上を図ることを目的として実施しています。
今年度は、小・中学校合同で開催しました。
 
【全体会】講義・演習「特別支援教育の視点から見た学級経営・授業づくりのポイント」
 全体会では、「エキスパート教員の優れた実践に学び、今後の学級経営・授業改善につなげる」ことをねらいとして、講義・演習を行いました。学級経営エキスパート教員の矢田憲子先生には、「子どもの行動を的確にみとることの大切さ」や「子どもにとって分かりやすい授業づくりのポイント」について学びました。

【受講された講師の先生の感想より】 
○「困った子には原因がある」の意識を常にもち、何を苦手としているのか、どのような
 支援が必要なのかを考えることが大切だと思った。
○児童との信頼関係をつくるため、一人一人の気持ちを受け止めたい。
○セニトロン5(ひとりひとりと目を合わせ、にっこり笑顔で、やさしく声かけ、しっ
 かりふれあい、小さな成長をすかさずほめる)を実践していこうと思う。
○学習の流れを示すとき、手順や量、時間を示して見通しを持たせていきたい。
 (タイマーの活用など)
○言葉だけでなく、絵や図、写真を使ってイメージすることができるように支援していき
 たい。
  

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