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 公益社団法人大日本山林会が主催する「令和元年度全国林業経営推奨行事」において、藤田順之助さん(倉吉市立見在住)が林野庁長官賞を受賞され、11月8日、三会堂ビル「石垣記念ホール」(東京都港区赤坂)にて賞状伝達式が行われました。

  この賞は、一定面積(3ha)以上の森林を管理・経営し、かつ地域貢献している特に優秀な林業経営者が表彰を受けるもので、今年度は鳥取県では唯一人、藤田さんが受賞されました。
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 右から二人目が藤田順之助さん

  

藤田さんの林業経営

○倉吉市立見地内に9ヶ所、約11.3haの山林を所有しており、典型的な自伐型林家です。

○伐期100年の優良大径材生産を目標とし、植栽本数は3,000本/ha、枝打ちは11年生頃から始め、枝下高8mまで打ち上げています。

○低コストで持続的な林業経営を実現するため、昭和56年頃から森林作業道の整備に取りかかり、所有林に延長1,300m、路網密度310m/haの森林作業道を設置し、自力で年間20m3を伐採・搬出しています。

○所有林の下層に自生するサカキ、ヒサカキの管理・販売を行い、複合経営による林業収入の安定化を図っています。

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