中国山地と日本海に囲まれた豊かな土地でおいしいお米が生産される鳥取県。
「鳥取県農林水産業の概要」によると、本県の平成30年の米(水稲)の作付面積は、12,800ヘクタールとなっています。
主な作付品種をみると、「コシヒカリ」が5,138ヘクタール(41%)、「きぬむすめ」が3,586ヘクタール(28%)、「ひとめぼれ」が3,026ヘクタール(24%)となっています。
このたび、鳥取県のオリジナル米として仲間入りした「星空舞」は、「コシヒカリ」をベースにしたお米で、ご飯にした時のツヤや光沢が特に優れ、おいしさの指標である「味度値」(みどち)が非常に高いのが特徴です。今後、本県を代表するお米となることが期待されています。
今年は、5年に1度の農林業センサスを実施します。
これは、農林業の生産構造や就業構造の実態を明らかにすることを目的に実施する大規模な統計調査です。
この調査は、2月1日現在で実施し、農家・林家の世帯の状況や、米・野菜などの作付面積、山林面積などを調査します。
結果は、県・市町村の農林業振興策の企画・立案などに利用されますので、調査にご協力をお願いします。
本ページは、令和2年1月12日付「日本海新聞」掲載の同題コラム(鳥取県令和新時代創造本部統計課執筆)からの再録です。