令和5年8月10日(木)、政府拉致問題対策本部主催の「拉致問題に関する中学生サミット」が、国立オリンピック記念青少年総合センター(レセプションホール)で開催され、全国の都道府県・政令指定都市教育委員会から推薦された中学生が集まり、拉致問題について学びました。標記サミットは、これまで拉致問題について触れる機会の少なかった若い世代への啓発が重要な課題となっていることを踏まえ、中学生が自ら拉致問題を主体的に考え、拉致問題の啓発に係る取組を支えるリーダーを育成するとともに、全国から集まった中学生同士が交流することで、全国各地での多様な取組を一層促進することを目的として開催されました。本県からは伯耆町立岸本中学校3年 金山倫子さんが参加し、全国から集まった中学生たちと交流を深め、拉致問題の解決に向けた話し合いを活発に行いました。
内容:(1)開会(内閣官房長官兼拉致問題担当大臣 松野博一氏)
(2)講話(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 横田拓也氏)
(3)動画広告に関するガイダンス(有限会社谷山広告代表 谷山雅計氏)
(4)ワークショップ(拉致問題の解決にむけたCM絵コンテの作成)
(5)全体発表
(6)閉会
※下のリンクから「拉致問題に関する中学生サミット」の様子を見ることができます。
→ 拉致問題対策本部「拉致問題に関する中学生サミット」のページはこちら
参加した金山さんは、2学期始業式の学年集会や文化祭にて標記サミットに参加して考えたことを発表したり、北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクールに作文を提出したりする等、サミットでの学びを発信できるよう取り組んでいます。自分自身にできることを考え行動する姿が周りにも広がっていくことで、拉致問題に対する若い世代への理解が高まっていくことを期待しています。
当課では、小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・特別支援学校を対象に、人権学習講師派遣事業「3 拉致問題学習会」を行っていますので、ぜひ御活用ください。
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また、指導参考資料(教職員用)「拉致問題に対する理解を深めるために」(令和4年4月改訂)を発行していますので、ぜひ御活用ください。
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