当センターに入所されている子ども達の成長、発達に沿った支援や、児童と家族を取り巻く環境について考えながら、以下の様な取り組みを実施しています。
外出支援
社会参加の機会として、外出体験に積極的に取り組んでいます。地域のボランティアの方々にもご協力頂きながら、子ども達個々の支援計画に沿って、休日や夜間にも外出を行なっています。
行事
子ども達が主役となれるように、企画・実施しています。
- 5月 大山自然観察会
- 7月 海水浴
- 8月 夏まつり
- 10月 大山自然観察会、ふれあい遠足
- 11月 出前かにっこ館
- 12月 クリスマス会、車椅子ぴかぴか大作戦
- 2月 節分豆まき
- 3月 車椅子ぴかぴか大作戦、卒業を祝う会
ボランティア
入所している子ども達が、色々な方と接したり様々な経験をするために、積極的にボランティアの受け入れを行なっています。
家庭訪問
外泊時等にご自宅でどのような生活をおくっているか把握し、必要な支援を具体化するため、家庭を訪問させていただくことがあります。児童指導員、保育士、看護師に加え、リハビリテーション職員も同行し、多職種が訪問させていただく事で、より多くの成果が上がるように取り組んでいます。
また、家庭訪問のなかで、ご自宅の構造の問題や介助方法等について、様々な相談をお受けしています。
入所児童の生活
生活日課
日常の生活支援を通して、子ども達一人ひとりの発達レベルやニーズを把握し、生活習慣の獲得、介助量の軽減を目指すお手伝いを行なっています。
(日課表)
午前
|
午後
|
起床・排泄・更衣
朝食・洗面
居室整理・登校準備
午前登校
学習・訓練・治療・保育
昼食・歯磨き
|
午後登校
学習・訓練・治療
入浴
集団余暇活動
夕食・歯磨き
自習・単独入浴・個別余暇
|
幼児保育
未就学の子ども達を対象に、生活リズムを整えたり、生活の幅を広げることを目的に、保育士が計画し、個々のニーズや支援目的に沿った活動を行っています。
にっこりタイム
看護部と連携しながら、重症心身障がいのある子ども達へ集団余暇支援として、火~金曜15時30分から、休日は14時から、それぞれ30分程度活動を行なっています。
手遊び、スキンシップ遊び、製作、本の読み聞かせ、院内喫茶へのお出かけ、散歩等、個別に目標を設定しながら取り組むことで、生活の価値を高めたり、生活リズムを整えることが出来るようにしています。
地域移行支援
入所児童の移行と退所後の支援
隣接する皆生養護学校高等部卒業を節目として、早い段階から入所されている子ども達の移行支援を行っています。また、退所後の進路にもよりますが、地域生活に移行した場合は、外来診察により状況を見守り、発作等の緊急対応など、細かな協力体制を確認しています。
また、遠隔地の場合は、適切な相談機関などと協議しつつ、必要な情報提供を行うことで、地域で安心して生活出来る様に支援しています。