一緒に大会を盛り上げよう!
おおむね30歳以上なら誰でも参加できる世界最大級の生涯スポーツの祭典「ワールドマスターズゲームズ2021関西」が、2021年5月、関西圏域を中心に開かれる。鳥取県は「グラウンド・ゴルフ」「アーチェリー」「柔道」「自転車」の4競技を実施。世界のスポーツ愛好家による熱戦が期待される。
現在、参加者と併せて募集しているのが、大会運営を支える、のべ2600人のボランティアだ。主な活動内容は大会や競技の受付、表彰式など式典補助、競技運営のサポートなどのほか、会場内の総合案内、来場者の誘導など幅広い。外国語に慣れた人であれば、海外参加者のコミュニケーション対応などの業務もある。
1日5時間以上8時間未満の活動が原則だが、「半日しかできそうにない」といったケースにも柔軟に対応し、参加者の希望を基に大会事務局が配置を決める。事前研修も予定されている。
高校生以上で、事前研修に参加できれば、誰でも申し込める。すでに申し込んだ境港市の大学生、下西涼世さん(22)さんは「週末を中心に申し込んだ。さまざまな世界の人と交流ができるのは楽しみ」と開催を待ち望む。
競技者の真剣なまなざしや競技後の交流など、期間中しか生まれない場面にはボランティアだったからこそ立ち合える。募集締め切りは10月末の予定。大会事務局の西小路聡さんは「構えることなく、唯一無二の経験ができるチャンスに飛び込んでみて。一緒に大会を盛り上げてもらえたら」と話している。
ボランティアに支給されるポロシャツ、タオル、サコッシュが好評。
大会中、これらを身に着けて業務を担当する。
2020年9月6日(日) 新日本海新聞掲載