1.概況
令和2年7月の鳥取県鉱工業指数(平成27年=100、季節調整済)は、生産指数が前月比10.5%の上昇、出荷指数が前月比6.0%の上昇、在庫指数が前月比1.6%の上昇となった。生産は2か月ぶりに上昇、出荷は5か月ぶりに上昇、在庫は3か月ぶりに上昇した。
鉱工業指数(平成27年=100)
区分 |
季節調整済指数 |
原指数
|
令和2年6月 |
令和2年7月 |
前月比 |
令和元年7月 |
令和2年7月 |
前年同月比 |
77.1 |
85.2 |
10.5% |
106.0 |
89.2 |
▲ 15.8% |
83.6 |
88.6 |
6.0% |
104.7 |
90.1 |
▲ 13.9% |
107.1 |
108.8 |
1.6% |
114.6 |
114.3 |
▲ 0.3% |
2.業種別の動向(季節調整済指数)
区分 |
上昇 |
低下 |
上昇に寄与した主な業種 |
前月比 |
低下に寄与した主な業種 |
前月比 |
食料品・たばこ工業 |
25.1% |
金属製品工業 |
▲ 21.5 % |
汎用・生産用・業務用機械工業 |
49.0% |
電気・情報通信機械工業 |
▲ 12.3 % |
輸送機械工業 |
70.5% |
プラスチック製品工業 |
▲ 2.0 % |
9業種/14業種 |
5業種/14業種
|
輸送機械工業 |
81.4% |
金属製品工業 |
▲ 24.6 % |
汎用・生産用・業務用機械工業 |
44.3% |
パルプ・紙・紙加工品工業 |
▲ 11.1 % |
電子部品・デバイス工業 |
7.8% |
食料品・たばこ工業 |
▲ 1.3 % |
8業種/14業種 |
6業種/14業種
|
電子部品・デバイス工業 |
3.5% |
電気・情報通信機械工業 |
▲ 11.8 % |
食料品・たばこ工業 |
6.1% |
ゴム製品工業 |
▲ 28.8 % |
金属製品工業 |
22.9% |
汎用・生産用・業務用機械工業 |
▲ 15.8 % |
6業種/11業種 |
5業種/11業種
|
3.主要4業種の生産動向(季節調整済指数)
- 食料品・たばこ工業では、冷凍水産物・加工品、菓子、ブロイラー加工品などが上昇し、前月比25.1%の上昇となった。
- 電子部品・デバイス工業では、電子・通信機器用部分品、その他の電子部品、中・小型液晶素子が上昇し、前月比8.6%の上昇となった。
- 電気・情報通信機械工業では、民生用電気機械器具などが低下し、前月比12.3%の低下となった。
- パルプ・紙・紙加工品工業では、印刷用紙、板紙、家庭用雑種紙などが上昇し、前月比10.3%の上昇となった。
統計表については、以下のページに平成25年1月以降の各指数(平成27年基準)を掲載していますのでご覧ください。