講師を対象とした学校訪問

令和3年度講師訪問(前期)を終えて

 昨年度から、「中部版スクラム教育」事業の一環で、講師訪問を行っています。本訪問は、市町教育委員会と中部教育局の指導主事が、中部地区の小中学校講師を対象として所属校を訪問し、授業参観と面談を通して教育実践上の課題改善や指導力の向上を図ることを目的に行っています。今年度も、5月から7月にかけて、講師1、2年目の先生を対象に学校訪問を行いました。

 授業を参観させていただくと、それぞれの講師の皆さんが、一生懸命子どもたちと向き合いながら授業を進めておられました。授業後の面談でお伝えした、教師としての姿、ねらいとまとめの適切さ、タイムマネジメント等について、今後も意識していただき、子どもたちと関わることの楽しさややりがいを力にして、よりよい授業を目指していただけたらと思います。(後期の訪問は10月から12月に行う予定です。)

スケジュール


第1回:訪問の重点項目に基づいて、授業参観と面談を行う。

    次回までに取り組む課題や改善点を確認する。

訪問後:第1回の訪問で確認した課題等を意識しながら実践を積む。

第2回:授業参観と面談を行い、まとめを行う。


*訪問の重点項目

  1. 教師としての姿

    表情や声の大きさ、話す速さ等はどうか。

    立ち振る舞い(所作、目配り等)はどうか。

    社会人としての服装、身だしなみはどうか。

    児童生徒への関わり方(言葉かけ、話す姿勢等)はどうか。

  2. ねらいとまとめの適切さ

    本時のねらい(目標)は適切か。

    本時のまとめはねらいに対応したものになっているか。

    ふり返りを行っているか。

  3. 45(50)分を見通したタイムマネジメント

    □時間通りに授業を始めているか。

    □導入~展開~まとめという1時間の流れを意識して時間配分しているか。

    □時間通りに授業を終えているか。

  

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